群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

#病院・診療所

病棟内歩行自立判断基準

昨年、歩行自立の判断というタイトルで文章をupしてから早いものでもう一年。 理学療法室に基準を決めるよう依頼しているので、下半期には決まるものと考えています。 なぜ、自立判断基準をつくるのかというと、患者さんの転倒はできる限り防ぐべきだという…

「物理療法のご紹介」

当院では、ホットパックをはじめとした物理療法も行っております。 ホットパックは、筋肉の緊張を和らげたり痛みの除去などの目的で、リハ医に処方をして頂き実施しています。 患者さんも毎日リハビリをする中で、ホットパックを受けている時間は至福の時間…

鼻息鏡って何?

下の写真は何でしょう? これは、言語聴覚士が声の調子(発声について)を確認する検査で使う、鼻息鏡といわれるものです。 簡単に言うと。字のごとく、鼻息が出ているかどうかを確認する鏡です。どうして、鼻息を確認するのでしょうか? 通常、「アー」と声…

梅雨明けていなかったのにこの天気

最近は雨が続いていますが夏が来ましたね。毎年この時期の個人的な楽しみは高校野球観戦です。 よく敷島まで行きます。私も学生時代はサッカーをやっていましたが、当時は部活をやるのが当たり前で何も感じませんでしたが、高校球児を見ていると一番身体の動…

大腿骨頸部骨折

大腿骨頸部骨折に限らず、ふとももの骨折は回復期でリハビリができます。 これは、骨折に至る原因ですが、実は立った高さから転倒して骨折した方が8割近くに達しています。 交通事故だったり、段差の踏み外しだったりと、骨折しそうな原因の割合は少なく、…

膝の痛み

変形性膝関節症という診断はないのに、膝が悪い方、膝を動かすと音がする方、痛みを訴える方、結構いらっしゃいます。 この疾患は、症状を自覚する方が1000万人、症状の自覚の無い方(レントゲンで変形を認める)を合わせると3000万人程だそうです。…

取材班

今年も行ってきました。野反湖取材班。 少し薄暗くなってしまったのと、山の裏側で1時間120ミリの雨が降ったという報道がありましたが、たどりつけました。 夕方には花が萎んでしまうという話も聞きますが、雨の後でもしっかり開いている花もあります。 …

ポスター紹介

今日は日本理学療法士協会です。 7月17日は理学療法の日でした。 PT協会のキャッチフレーズは”笑顔をあきらめない” 対する?当院リハ部のキャッチフレーズは”Challenge for smile!” 邦訳すると”笑顔のための挑戦”。 似てますね(笑)。患者さん、ご家族…

HONDAさんにいただきました

理学療法室に貼っておきましたので、気がついた方もいらっしゃると思います。 さあ、どこ行きましょうか? GUNMA Rehabilitation Hospital with HONDA

高齢者の姿勢

先月、東京で行われたセミナー、『言語聴覚士のための姿勢から介入する嚥下障害へのアプローチについて』に参加させて頂きました。 上の写真はご高齢の方によく見られる姿勢です。 ・背中が丸まっている ・膝が曲がっている ・前を見るために顎が出ている ・…

【病棟レク 七夕祭り】

最近は雨が続き、ジメジメムシムシしてますね。 そんな中、当院の一つの病棟で七夕祭りを行なったのでご紹介します。 七夕祭りでは、織姫と彦星のほっこりするお話を聞いたり、みんなで短冊にお願いごとを書いて吊るしたり、合唱したり、チーム対抗輪入れ大…

退院後に会いに来てくださいました

先日、以前入院されていた患者さんが現状報告に来てくださいました。 その方は、長い入院生活を経て自宅へ帰りましたが、帰ってからもリハビリを頑張った結果、現在は復職・運転再開を実現されています。 入院当初からの目標が達成出来たと報告をするため、…

大腿骨頸部骨折

20年近く前のグラフですが、80歳未満、80歳以上の共に、大腿骨近位部骨折患者さんは一般の人と比べ、生存率が低く推移する傾向にあります。 大腿骨近位部骨折(足の付け根)では、骨折治療時に生じる安静や、入院、環境変化のストレスに始まり、ADL低…

毛細血管をしなやかにしておく

ゴースト血管といわれる毛細血管がある。 全身の細胞に酸素や栄養を行き渡らせる毛細血管に、様々な要因で血液が流れなくなった結果、毛細血管が無機能化したり、消えてしまう状態をいいます。毛細血管が、まるで幽霊のように消えてしまうことから、そう名付…

生活行為向上マネジメント(MTDLP)基礎研修に行ってきました。

まず、生活行為とは何でしょうか?? それは、「人が生きていく上で営まれる生活全般の行為」を言います。 では、生活行為向上マネジメントとはなんぞや? 生活行為に対してのリハビリを専門としている作業療法士が普段している事を視覚化して、周囲への情報共…

横にブレない歩き方のために

大腿骨頸部骨折や人工股関節全置換術などで手術をした後は、股関節に問題が残ることがあります。 歩き方を思い出せなかったり、痛みを少なくしようとする意識が残った結果(実際に痛い場合も含みます)、歩き方の乱れ「跛行」が出ることがあります。 片脚で…

【患者さんとの作品づくり】

梅雨の時期も終盤を迎え、ますますジメジメとした日が続いています。九州南部豪雨と同じ時期に群馬でも警報が出ており、なかなか落ち着きませんが、沢渡は幸いなんともありません。 上の絵は、作業療法士と患者さんで雨の日を表した作品を作ったものです。季…

『認知症初期集中支援チームの見学』

先日縁あって、前橋市で行われている認知症初期集中支援の会議に参加させて頂きました。 前橋市の初期集中支援チームではケースを挙げて、チームで方向性の修正や問題点の解決に向けてチームで話し合いが行われていました。 在宅での悩み・対象者の方の在宅…

病棟新人歓迎会!!

皆さんこんにちは☆ 今日は私が所属している病棟のリハスタッフについてお話ししたいと思います! 先日、新人歓迎会兼昨年度異動した職員のお疲れ様会を行いました♪ 今年、我が病棟に所属した新人は3名です! 下の写真より左から赤のTシャツを着ているのが理…

変形性股関節症を悪化させないために

京都大学の研究では、これまで一日の股関節への負荷量の合計が変形性股関節症の進行に関わるということを明らかにしてきました。 従って昨日お話しした、水中運動などで免荷しておくことは大事なことでしょう。 しかし、研究の追加分析により、姿勢の悪化と…

プールをつかう

当院では昔から行われている水中運動練習。 特に人工股関節全置換術や寛骨臼回転骨切り術、人工膝関節全置換術等の手術後の患者さんの利用が多いようです。 当院のプールは泳ぐほどの広さはなく、その場での運動や、歩行練習で利用しています。 今日は当院の…

<梅雨入り前の花植え>

当院の先輩OTが素敵な介入を行いました。ある患者さんに対しての関わりです。 この方は園芸を趣味としており、自宅で生活していた際にもペチュニアを育てていたということで、今後自宅退院した後に趣味活動を継続出来ればと考えてペチュニア、日々草、メラン…

「意思伝達装置とは?」

昨年の梅雨は暑くて雨の降る日も少なく、あっという間に梅雨明けしてしまいましたが、今年は大雨が降る日が多いですね。水不足には困らないかもしれませんが、もう少し風情のある降り方をしてほしいものです。 さて、今回は『意思伝達装置』のお話です。 『…

膝の負担

仕事場で女性にハイヒールを強いる服装規定をなくそう。 2月に始まったムーブメントのようですが、なぜハイヒールは体に悪いのでしょうか。 私たちがよく目にする、変形性膝関節症。下の絵のように、膝の内側の軟骨がすり減って、両足で立つとO型に見えるた…

急性期と回復期退院時の歩行自立割合

急性期から回復期のデータで、歩行自立度割合をグラフ化してみました。急性期病院から直接自宅に退院する患者さんは含んでいないので、実際は多くの患者さんが歩いて急性期病院を退院されていることと思います。 この回復期というのは、当院だけではなく、群…

「リハビリテーション医学会学術集会」

先日、神戸にて第56回日本リハビリテーション医学会学術集会が開催され、当院からは3名のPTが発表をしました。 山﨑PT 「足首アシスト装置による歩行練習期間の違いは歩行能力に影響するか」 根岸PT 「歩行能力に合わせたウォークエイド・歩行アシストの使…

HONDA歩行アシストの適応

歩行アシスト症例発表会や当院での使用例などの積み重ねにより、多くの知見を得ることができました。 まだまだわからない事もありますが、この6年ほどで適応症例を導き出すことができましたので、ご紹介します。 まずは脳卒中片麻痺の方で、歩行安定性が比較…

ST室早出リハビリの紹介

梅雨入りしてから寒暖差が激しい今日この頃ですが 皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回のブログではST室の早出リハビリ(7:30~16:30勤務) について紹介したいと思います。 写真は6月15日(土)朝食 ミキサー粥・嚥下調整食2(ミキサー食) STが早出介入…

脳卒中患者の歩行自立度を予測する

これは昨年、ぐんま脳卒中連携の会で報告したモノです。 脳卒中の歩行自立を予測するには、基本動作やADLを参考にするのが定石です。 数年前は回帰分析とかを利用して何とか予測できないかと頑張っていましたが、患者さんの病態や、生活、体力がバラバラで、…

理学療法士の使い方

生活の中で歩くには、動くことと考えることの課題を一緒に行う能力(二重課題の遂行)が必要です。 脳卒中慢性期患者に対して行った研究があります。 脳卒中患者に対して(脳卒中発症からの期間平均75ヶ月)、二重課題と単独課題、また上肢訓練(コントロール)に…