群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

言語聴覚室

ジグソーパズル

コロナ禍でおうち時間が増え、家族みんなではまったものがジグソーパズルです。 外出できないストレスを好きなキャラクターのパズルで発散させていました。 子供も大人も集中して取り組めるのでアウトメディア※にもなりました。 実はSTリハビリでもジグソー…

「なぜ録音した声は自分の声と違うのか?」

あけましておめでとうございます。 今年もいろいろな情報をお伝えできるように、記事の更新を頑張ります。 今回は、知っている方も多いかもしれませんが、録音した声と自分が聞いている自分の声がなぜ違って聞こえるのかについて書きます。 私達が普段聞いて…

こどもの構音(発音)発達

こどもが意味のある言葉を話すようになるのはおおよそ1歳前後と言われています。3歳頃には長い文を使って会話をするようになります(個人差あり)。 「構音」とは、ことばの音を作る過程のことです。 構音の発達には、ある程度の順序性があります。 【構音…

至福の時間

言語聴覚士(以下ST)では、 患者さんにとって 至福の時間 を提供出来る練習が有ります。 それは、例えば 好きなお菓子 を食べて頂く練習です。 飲み込みの低下に伴う嚥下障害をお持ちの患者さんに対し、練習の一つとして、患者さんが希望されるお菓子等をお…

プロテインって

プロテインと聞くと、ボディービルダーやごく一部の人が摂取している物と想像されるかもしれません。 プロテインは日本語では「タンパク質」と訳されます。語源はギリシャ語の「プロティオス」からきていると言われ、「プロティオス」は日本語で「1番大切な…

感染症について

最近ますます、気温が下がり肌寒くなってきました。新型コロナウイルスの新規感染者はかなり減少してきましたが、まだまだ油断できない状態ではないかと思います。 今後は新型コロナウイルスだけでなく様々なウイルスに注意が必要だと思いますので、今回はウ…

「見方を変えてみる」

題名にも記載されているこの言葉は、以前、ある先輩から言われたのですが、 リハビリの中にも応用出来ないかとずっと考えていました。 これは、手芸用のボールなのですが、 使い方次第で色々なリハビリが提供できるのではと思いました。 例えば、紙コップの…

入れ歯は大切

今回は、入れ歯の役割についてご紹介したいと思います。 年齢を重ねていくと、歯が抜けてしまい入れ歯を付ける方が増えてきます。 歯は顎の骨に支えられており、歯がなくなると、支えている部分の顎の骨が溶けて痩せほそっていくそうです。そのため、歯を抜…

「オンライン研修」

リハビリスタッフ向けのオンラインセミナーサービスがあります。当院でも最近は対面研修が難しくなったので、オンライン研修を採用しており、先日参加することができました。 私は、誤嚥性肺炎についての講義を視聴しました。 よく言われるように、高齢者に…

人材育成研修

『地域リハビリテーション活動支援推進のための人材育成研修』に参加しました。 コロナ禍の中、ニューノーマルな生活様式へと変化していますが、 Web開催されていた県士会活動参加ポイントを取得し、研修を修了する事が出来ました。 今後は地域リハ活動支援…

『認知予備力』って?

先日、日本神経心理学会にオンラインで参加しました。いろいろなことが学べましたが、その中に『認知予備力』というキーワードがありました。 『認知予備力』とは、脳に認知症を引き起こすような変化(脳萎縮やアミロイドβ沈着など)が起きたとしても、認知…

人は水を飲まないとどうなる?

すっかり涼しくなってきました。夏の暑いうちは脱水や熱中症にならないように意識的に水分摂取をしてきた方も多いと思います。これからの季節、水分摂取を控えてしまう方もいるのではないでしょうか? 人の体は水が1滴も飲めないと2~3日で生命維持が困難…

二百十日

9月に入り、残暑を通り越して一気に肌寒いくらいの天候になりました。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 言語聴覚士(以下ST)の訓練では、度々カレンダーを使います。 見当識(自身が置かれている現在の状況把握)の確認で、患者さんと一緒に日付や曜日、…

ビッグ3とは

世の中には「ビッグ3(3大)」と言われるものが多く存在します。 3大珍味と言えば、フォアグラ・キャビア・トリュフ 3大瀑布と言えば、イグアスの滝・ビクトリアの滝・ナイアガラの滝 ちょっと古いですがお笑いビッグ3と言えば、ビートたけし・明石家さんま…

切り絵の効果

まだまだコロナの影響で外出できずストレスを抱えている方も多いと思います。 私も、仕事以外の外出は極力控えているのでストレスを感じることもありますが、 休日は家で小説を読んだり、切り絵をしたり趣味を楽しむようにしています。 そこで切り絵の効果に…

「水分につける『とろみ』には学会分類があります」

今回は、飲み込みに問題のある方が水分につけている『とろみ』の分類について説明します。 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会という学会が2013年に『嚥下調整食分類2013』を発表し、とろみの分類(段階)を統一しました。 とろみ剤は種類が豊富でドラッ…

スマホが脳に与える影響とは

言語聴覚士は、高次脳機能という脳の働きに関する分野も担当しています。 そのような仕事柄、書店で気になる本を見つけました。 ズバリ「スマホ脳」という名の本です。 スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏が著した世界的ベストセラーで、 現代の…

噛む力が強いと

食事中、舌や頬を噛んで痛い思いをした経験はありませんか? 人が力いっぱい歯を食いしばったときに出る噛む力(咬合力)は体重に比例してくるそうです。この咬合力は、個人差、体格差もありますが、スポーツをしている方は一般的に噛む力が強いと言われてい…

献血について

献血は全血献血と成分献血の2つに分けることができます。 全血は量や男女によって次回までの期間が決まりますが、成分献血では次回まで2週間となっています。 献血の間隔表 採血時間は、全血献血で10~15分程度、成分献血は採血量に応じて40~90分程度時間…

AI(人工知能)で代替できない職業1位!?

この度新しくブログ班となりました。髙栁です。 近頃世の中がとても便利になってきて 買い物などに行くと何処も自動化ばかり。 機械が主となり 時代が変わってきたなとつくづく思います。 これは学生時代に知った事ですが 私達の職業である「言語聴覚士」は …

新入職員が入りました!

5月に入り、ここ沢渡でも新緑がきれいな季節となりました。 紹介が遅れてしまいましたが、今年度ST室に新たに加わったスタッフを紹介したいと思います。 無事に国家試験に通過し、言語聴覚士として入職してくださいました。 5月から患者さんへのリハビリも…

失語症のトレーニング

今日は、ipadを利用した失語症のトレーニングを紹介します。 ↑こちらの、「ActVoice Smart(アクトボイス スマート)」というアプリです。 タブレット端末で利用できます。 ↑絵カードが次々と表示され、呼称の練習ができます。 分からない場合は、「ヒント」…

『ゴクン』の時間は0.5秒!?

食事や水分を飲み込むときに喉が『ゴクン』と動きますが、その時間は約0.5秒と言われています。 わずか0.5秒の間にどんなことが起きているのでしょうか? 『ナースフル疾患別シリーズ 第1章解剖と生理』より 上の図は以前にもブログに載せましたが、左が息を…

「毎日の食事をサポートする家電」

“やわらか食 調理家電” DeliSofter(デリソフター)を紹介したいと思います。 摂食・嚥下障害(食べる・飲み込むことが困難となる障害)がある方においしく簡単に作ることができる、やわらか食材を提供するために開発された家電です。開発者は介護経験のある…

オンライン研修会

先日、オンラインで開催された「実践失語症講習会」という研修に出張で参加させて頂きました。 脳の病気によって、言葉を理解したり話したりすることが難しくなってしまった「失語症」の方々をどう支援するか、ということを学ぶ研修会でした。 ZOOMで開催さ…

「前頭前野について③」

今まで、2回に渡って前頭前野の働きとその働きが低下するとどのような症状が見られるのかについてまとめてみました。 前頭前野シリーズの最終回となる今回は、『前頭前野を活性化する方法』についてまとめたいと思います。 いろいろな方法がありますが、どれ…

おうちで脳トレ

みなさん、まだまだコロナが収束しませんが、いかがお過ごしでしょうか? おうち時間を楽しんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 私も子供とバドミントンやなわとび、読書、脳トレをしたりと 楽しみを見つけて過ごしています。(↓我が家の脳トレ…

節分

こんにちは!STの金井です。 みなさんご存じですか。今年の節分は2月2日なんです!これはなんと124年ぶりのこと!! 地球が太陽を1周する時間が365日丁度ではないために少しずつズレるのだそうです。 節分といえば、歳の数だけ豆を食べるといいますよね。 こ…

AACについて

AAC(Augmentative Alternative Communication:拡大・代替コミュニケーション)とは、重度の表出障害を持つ人々のコミュニケーションを手助けするための方法のことをいいます。 AACには残存する発声、ジェスチャー、サイン、コミュニケーション・エイド(発…

「2年目発表(部署内)を行いました」

こんにちは!ST(言語聴覚士)の登丸です。 昨年入職し、今年で2年目になります。 1年目は、毎日必死でリハビリを行っていましたが、 2年目になり、他部署の方と連携しながら仕事をしたり、1人1人の患者さんについてより考えを深めたりといったことができる…