群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自然の空気に触れる

温かい時期になりました。 リハビリでも屋外での歩行練習が行いやすい時期です。 入院生活の大半を屋内で過ごすことになる患者さんにとっては良い気分転換にもなるようです。 突然ですが、フィトンチッドをご存じでしょうか? フィトンチッドとは、植物に絶…

人気職業ランキング第3位!

毎年4月になると、「13歳のハローワーク」という公式サイトにて職業ランキングが掲載されています。今年度も掲載されていましたので、紹介します。 なんと、言語聴覚士は第3位に入っていました。ここ1年ドラマなどでも取り上げられることが多くなってきてい…

塩分を出しましょう

DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食が、塩分を排出させる食事として再注目されています。 DASH食とは、飽和脂肪とコレステロールの少ない果物、野菜、ナッツ・豆類、低脂肪乳製品、全粒穀類を豊富に摂取することで降圧効果が期待される“塩分…

怒りの発散

♪サンドバッグに浮かんで消える... この歌詞で年齢がバレそうですね。 怒りを静めるためにサンドバッグを思い切り殴ることができれば、多少の怒りは収まりそうな気がします。 今日はこの怒りの鎮め方についてです。 米バージニア・コモンウェルス大学のSo…

リハビリ期限と自主トレーニングの重要性

病院で行われるリハビリは疾患別にリハビリの期限(標準算定日数)が決まっていて、その疾患を発症した日から期限までは毎日リハビリを行うことができます。 疾患別リハビリテーション 標準算定日数 脳血管疾患等リハビリテーション 180日 運動器リハビリテ…

「一服の清涼剤」

日に日に初夏の日差しが強くなってきました。 3階リハビリ室から眺めることができるモッコウバラ。 リハビリに励む患者さんの癒やしになっています。 つづいて、会議室から見えるオオデマリ。 真っ白いボール状の花が薫風にゆれる姿は、 激論(!?)を交わす…

腰痛について

みなさんこんにちは! 今回は腰痛についてお話させていただこうと思います。 厚生労働省の【世帯員の健康状況:自覚症状の状況】では男女ともに腰痛が有訴者率1位となっています。 私も以前重いもの持った際に腰がピキッとなってしまい、そこから激しい腰痛…

『睡眠の大切さ』

人生の1/3の時間を費やすと言われている「睡眠」 睡眠は様々な機能回復に必要不可欠です 適切な睡眠時間は6~9時間が目安と言われていますが体質や年齢によっても変わるため基準はありません。 自分にベストな睡眠時間は 朝すっきりと目覚められる 日中眠…

「水分補給の大切さ」

暖かな日も多くなってきました。これから気温が上がると「脱水」や「熱中症」という言葉を耳にするのではないでしょうか。水分補給は大切!と言われており、当院でも患者さんに水分補給をしてもらえる様にお声がけさせて頂いています。なぜ、水分補給は重要…

知られざる推し活の効果

みなさんこんにちは! みなさんは五月病に悩まされたことはありますか?以前のブログにも書かれていましたが、五月病とはもともとゴールデンウィーク明け頃に無気力になってしまう状態のことを言うそうです。 そんな五月病と戦うために!私がぜひオススメし…

社会的な参加へ向けた「電車に乗ること」を考える

時々中之条町を離れ、電車や新幹線に乗り旅に出かけることがあります。 当てもなく、どちらかと言えば新幹線の車内で勉強に勤しむことが楽しみの一つ、そんな旅です。 この旅のさなか常々思い、周りもよく言うところは「券売機でチケットを買って乗り場に向…

一人暮らしの調理と認知機能の関連性

東京医科歯科大の谷友講師らのチームが、1人暮らしの高齢者は調理の技術が低いと、高い人より死亡リスクが倍以上も高まるとの分析結果をしめしました。 チームは、2016年に要介護認定を受けていない65歳以上の約1万600人を対象に、自己申告で回答…

高額療養費

標準報酬月額は、毎年4~6月のお給料を平均して、段階ごとに分けられた等級表にあてはめたものです。 例えば年収が370万~770万円の場合は、標準報酬月額でいうところの28~50万円の等級ですので、医療費が100万円かかった場合でも自己負担限度額は8万7430円…

「言語聴覚士になるには」

今年度は、令和6年2月17日に言語聴覚士国家試験が施行され、3月26日に合格発表がありました。1,761名の合格者が晴れて言語聴覚士としての道を歩み出したそうです。 言語聴覚士になりたい!と思って頂ける方が少しでも増えるように、方法を一部ご紹介させて頂…

高齢者の認知症予防における修正可能な危険因子

中国・蘇州大学のJing-Hong Liang氏らが発表した、2020年のJournal of the American Medical Directors Association誌での報告です。 睡眠障害なし(オッズ比[OR]:0.43、95%信頼区間:0.24~0.62) 教育水準の高さ(OR:0.50、:0.34~0.66) 糖尿病の既往…