仕事場で女性にハイヒールを強いる服装規定をなくそう。
2月に始まったムーブメントのようですが、なぜハイヒールは体に悪いのでしょうか。
私たちがよく目にする、変形性膝関節症。下の絵のように、膝の内側の軟骨がすり減って、両足で立つとO型に見えるため、O脚と言われています。医学用語では内反膝です。
踵を高くして歩くと、それだけで膝が外に逃げようとする力が働きます。さらに、足首が下向きで固定されることによって、足首が外に逃げようとし、これがさらに膝が内反に強制されます。
メカニクスの話は退屈なので避けますが、踵が上がることによって、膝の内反ストレスが大きくなります。
結果、O脚になりやすくなると言えそうです。早い人では40代頃から膝が変形したり、痛みが出たりしやすくなるようです。
冒頭で述べた#KuToo ですが、やはり常時履いて立ったり、歩いたりすると障害が出やすいと思います。
苦痛ならはかない。ちなみにうちの嫁ハンは「ハイヒール」を試着する気もありません。
記事:部長さかもと