群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

口腔ケアで肺炎を防ぐ

口腔ケアとは、歯を磨くだけではありません。 歯茎、舌、粘膜など口の中の全てから入れ歯まで含めて考えます。 したがって一般的に「口を清潔に保つこと」だと思われがちですが、実は口だけでなく体全体を健康に保つために必要なケアであると考えています。 …

リハ部の取り組み⑲

リハビリテーションスポーツ 当院の健康運動指導士は障害者体育に精通しており、車いすバスケットを始めとするリハビリテーションスポーツを日々の臨床で活用しています。 写真は活動性の低めな卓球バレーですが、通常の卓球と違い、四辺に患者さんを配置し…

脳卒中の転帰(回復期入棟時の座位機能と歩行自立度)

昨日の続きです。 脳卒中地域連携パスで情報を送られた患者さんが、2段目の病院でどうなっているかの結果を示します。 脳卒中で急性期の状態を脱した方が、回復期入棟時は83%の患者さんが歩く事ができませんでした。というのは昨日示しました。 その方が…

脳卒中リハビリの結果

先日、静岡で報告したモノですが、脳卒中後、どのくらいの割合で歩けるようになっているか示します。 計画管理病院というのが、急性期病院で、脳卒中になった後、血管の治療を含めすぐに入る病院(救急搬送される病院)です。 さらに、連携病院というのが、…

リハ部の取り組み⑱

水中運動療法 といっても、医療体育で実施していますが、、、 理学療法の一部である水治療法ですが、現在ほとんどの医療機関で絶滅しつつあります。 当院では温泉を用いてきた歴史もあり、水中運動療法についても30年以上に渡り、施行してきた実績を持ちます…

リハ部の取り組み⑰

【集団体操】 今世紀に入る前、集団療法としてリハビリテーションに実施が、診療報酬として認められていました。その頃は多くの患者さんが体育館を活用し、入院や外来で利用し、社会復帰されていました。 しかしその後、集団リハビリが認められなくなりまし…

【院内図書室】 利用してます

院内には写真の通り医学書やリハビリ関連の書籍、雑誌等が置いてある、 ちょっとした図書館のようなものがあります。 時間があるときに職員が発表の為の調べ物をしたり、患者様のリハビリのプログラム等を考える時に使っています。 結構色んな書籍があります…

風邪をひかないようにするために

健康のために運動するということは今では常識です。 健康のための運動とは、安全に身体にストレスを加え、そのストレスに対する抵抗力を高めようとするものです。 例えば運動中の心拍増加は、それ自体は心臓の負担になりますが、そのような運動を適切な範囲…

リハ部の取り組み⑯

集団屋外歩行訓練 医療においては屋外リハビリがかなり限定されており、個別リハビリでは敷地内の屋外歩行に制限を受けています。 最近は少し緩和されましたが、患者さんの自宅周辺の買い物や通勤経路等に限定され、そこまでの移動はリハビリには含まれませ…

『嚥下外来始めます』

当院では、院長を中心に2000年から始めた嚥下内視鏡検査(VE検査)ですが、来年で20年目になります。 20周年の一足先に、当院でも『嚥下(えんげ)外来』を開始する事となりました。 食べる事に不安がある方は一度受診してみてください。 12月の第3週から開…

日本リハ医学会 秋季大会 in 静岡

リハ医学会で、理学療法士2名がポスター発表してきました。 発表時間3分と聞いたときは、何を伝えるべきかかなり悩みましたが、3分と割り切ってしまえば、必要最低限の原稿量にまとめることができ、逆に吹っ切れて発表原稿を作ることができました。3分でも以…

秋深まる

10月は台風の影響で長雨が続き、日本各地で甚大な被害が相次ぎ、落ち着かない日々が続いていました。かと思うと、11月に入って急に気温が下がり各地で紅葉が進んでいます。 当院がある中之条町沢渡地区も随分と色づいてきました。 写真は国道353号線を四万方…

『日本ディサースリア臨床研究会 ディサースリア認定セラピスト』

こんにちは。 皆さん、ディサースリアはご存じでしょうか? 以前、ST担当ブログでも紹介しましたが、話し言葉が、発声発語器官の異常によりはっきりと話せなくなる症状の事を『ディサースリア』と言います。 舌癌や脳血管疾患などによって生じるコミュニケー…

個別リハビリ以外の時間

さて、今回は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によるリハビリ以外の時間で当院が行っている関わりがあるので説明したいと思います。 当院の回復期病棟では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による3種のリハビリがあり、合わせて最大で3箇所のリハビ…

『日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会で発表してきました』

こんにちは! 紅葉の秋も終わりにさしかかり、これからは雪の心配の季節になりますね。 さて、すでに2ヶ月前の話になってしまいますが、9月に新潟の朱鷺メッセで行われた日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会で、摂食嚥下障害のある患者に対し、干渉…

今日から静岡近辺にお邪魔しています

今日からグランシップで学会。 発表3分という短時間ではありますが、頑張ります。 私は2日目、大前さんは最終日に発表予定ですが、短時間でまとめることができるよう、原稿も用意しようと思います。 復帰後はまたレポートさせていただきます。 ♪ディリンリ…

書きものの意義

脳は感情を後から意味づけをするクセを持っています。 古い哺乳類の脳では、本能を司る大脳辺縁系のみが備わっていました。 大脳辺縁系は何が良く何が悪いか、何が美しく何が酷いかを直感で判断しています。 直感は、古代では敵から身を守ったり、毒草などを…

第53回 日本作業療法学会で発表してきました

福岡で開催された日本作業療法士学会に、鹿野拓望さんが発表、参加してきました。 タイトル 『復職動作が困難な肩腱板断裂修復術後患者へのReoGo-Jによる介入 ~飲食店再開を目指して~』 <内容要約> ReoGo-Jという脳卒中患者さんの麻痺手の改善のために開…

HONDA歩行アシストのしくみ

Honda歩行アシスト|なるほど「しくみ」アニメ動画。 以前にも掲載しましたが、歩行アシストの仕組みです。 わかりやすいので、ご参照ください。 疾患を問わず、歩きにくさを感じる方に有効です。 記事担当:部長さかもと

リハ部の取り組み⑮

高次脳機能障害に対するiPadを利用した評価、及び練習 高次脳機能バランサー for iPadは、国立成育医療研究センターの橋本圭司医師が企画した高次脳機能のトレーニングツールです。 「高次脳機能」とは、人間が日常的に生活を円滑に過ごすためのさまざまな脳…

手洗い研修実施中です

今年もまた感染症流行の季節となりました。 当院でもマスク対応・面会制限など対策が開始されました。 以前のブログで正しい手洗いについて掲載したことがありますが 今回は、当院で行っている手洗い研修についてお話ししたいと思います。 この研修は手洗い…

アクティビティー紹介

今回は担当している方に行ったActivityを紹介したいと思います。 今回紹介するActivityはネット手芸です。 手先を動かすというのは筋肉活動であり、この運動が脳を刺激し、活性化させると言われています。 このことから、手先を動かすことが脳の活性化に効果…

学会で発表してきました!!

先日前橋で行われた、第38回関東甲信越ブロック理学療法士学会に参加してきました♪ 当院からは5名、口述発表してきました。 多くの理学療法士が集まる中、大きな会場で行う発表は緊張感漂うものでした。 私は発表自体初めてでしたので、緊張で落ち着かない状…

認知症カフェ始めました!

当院では、8月から認知症カフェをはじめました。 名称は「ふれあいカフェ」としました。 認知症が気になる方やその家族、地域にお住まいの方や専門職の方など、どなたでも気軽に参加し、楽しく交流ができ、ふれあえる場であり、また、当院の基本方針でもあ…

Halloween

みなさん、こんにちは! 10/31はハロウィンですね。当院でも病棟職員、リハ職員でハロウィンイベントを企画し先日開催しました。 ハロウィンの醍醐味である仮装は、事前に患者さんにも協力していただきまして、花飾りや折り紙等でアイテムを制作しました。 …

起床時の脈拍、血圧

激しい運動をすれば血圧が上がりますが、普段の生活でも血圧は変動しています。 血圧は一定ではないので、一回の測定では決められません。なぜなら、血圧は食事や運動、ストレス、気温変化で変動しているからです。 24時間血圧計で測定すると、血圧は朝起き…

『2020年 ST募集中です♪』

こんにちは。 今日は、当院のSTについて紹介します。 STとは、【スピーチ・セラピスト】の略で、“話す”リハビリを担当します。 話がうまくできなくなってしまう“失語症”や“構音障害”の人のみでなく、食事が食べられない“摂食嚥下障害”の人や、落ち着かなかっ…

リハ部の取り組み⑭

足漕ぎ車椅子 プロファンド(現在はCOGYに名称変更) Profhand (プロファンド) は、脳卒中による麻痺、腰痛、膝関節痛などで歩行困難な方でも、自身の両足でペダルをこぎ走り回ることができるチェアサイクルです。 脳卒中ガイドラインでも課題反復訓練や体力…

ダイエット飲料

最近はダイエット飲料なるものがふえ、アルコールなどでも、糖質ゼロなどとうたい、体に良いものと思われがちですが、本当にそうなのでしょうか。 人工甘味料入りのいわゆるダイエットドリンクを飲み続けると、上のグラフのように腹回りが増えてきます。ダイ…

退院後のアンケート

今年も年1回の報告を会議で行いました。詳細は明日、関東甲信越ブロック理学療法学会でも報告しますので、ほんの少しだけお話します。 まず、アンケートの回収状況ですが、以下の通り。 いつも退院後3か月を目途にアンケートを送付させていただいています…