群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

鼻息鏡って何?

下の写真は何でしょう?

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 これは、言語聴覚士が声の調子(発声について)を確認する検査で使う、鼻息鏡といわれるものです。
 簡単に言うと。字のごとく、鼻息が出ているかどうかを確認する鏡です。どうして、鼻息を確認するのでしょうか?
 
 通常、「アー」と声を出す際には、
口の中、天井に在る軟口蓋(なんこうがい)という場所が上に
持ち上がり、口から鼻に通じている通り道を塞ぐ役割を果たしています。
 

 通り道が塞がれることによって、聴き取りやすい「アー」
(ハッキリした聴き取り易い声)になるのです。

 

ただし、病気の影響で、この軟口蓋の持ち上がりが弱くなってしまう場合、少し鼻に掛かるようなぼんやりした声(開鼻声)になります。つまり、口と鼻の通り道を塞ぐ事が出来なくなり、鼻から息が漏れてしまうのです。 そこで、お口の天井(軟口蓋)の働きが保たれているかどうかを確認する際、この鼻息鏡が活躍します。
 「アー」と声を出したとき、ペットボトルのお水をブクブクと

吹いたとき、に鼻から息(呼気)が漏れていないかどうかを確認します。
 
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    鼻から漏れていない場合      鼻から漏れている場合

 

 このように、言語聴覚士が行う検査や訓練では、様々な道具が活躍しているのです。
記事担当:ST吉田