群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

朝食に多く食べなさいといわれる理由

朝食に多く食べる方が、夕食に多く食べるよりも体重が減りやすくなるそうだ。 これまで言われていたエネルギー消費は昼間起こるので、朝食べた方が・・・ということではなく、 朝食を多く食べることで、遅い時間の食欲が抑えられ、1日の総エネルギー量を減らせ…

立位、歩行の機会を増やしましょう

昨月、夕礼でリハスタッフに向け話したことを文章にしました。 海外の文献でも、リハ時間中の座位時間が長く、意外に活動性が低いという指摘があり、当院でも改善する必要があると考え、セラピストの皆さんにお話しをしました。リハビリの時間は週15時間です…

「第58回日本作業療法学会へ参加しました」

2024年11月に札幌コンベンションセンターで行われた、第58回日本作業療法学会にて口述発表を行わせていただきました。 発表の内容は、脳卒中により失語症(自分の考えや訴えを言葉で伝えることが困難な症状)を患った方に対する自動車運転再開支援についてで…

栄養補助食品

今回は栄養補助食品についてお話したいと思います。 栄養補助食品は名前の通り、足りない栄養を補う(補助する)ための食品です。薬局等、病院でなくても購入することができます。みなさんも見かけたことがあるのではないでしょうか。厚生労働省の令和元年「国…

ヒートショック

12月に入り、一段と気温が下がり、本格的に冬になってきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。 前回のブログで寒さが体に与える影響についてお話しさせて頂きました。今回は寒さが体に与える影響の1つである、ヒートショックについてお話しさせてい…

インフルエンザが蔓延しませんように

ウェザーニューズがグラフにした、今シーズンのインフルエンザ罹患者数です。 寒くなってから急に増えてきた印象があります。 予防等については、以前にも示していますので、そちらを参照ください。 gunmarehab.hatenablog.com gunmarehab.hatenablog.com gu…

低体温症と健康リスク:冷え対策の重要性

寒くなってきました。 沢渡でも氷点下を記録する日もあり、昨日の夜は-1℃くらいまで下がったようです。 そこで、良く言われる熱中症と低体温症のリスクについて見てみたいと思います。実は低体温症は熱中症による死者数よりも多く、年によって違いはあるも…

高齢者への言葉遣い改善がもたらす効果

高齢者に向かって大きな声で、ゆっくり大袈裟に話しかけるのは、かなりの違和感を持つことがあります。 耳が遠く、認知症が進んでいるからと配慮した結果だとしても、大人の尊厳を削がれている感じがする。 こう感じるスタッフもいるようです。 こういう話し…

気温と健康②

みなさんこんにちは! 各地域で雪が舞う日もみられている今日この頃 いかがお過ごしでしょうか? 私は寒いのがとても苦手なので エアコン+ファンヒーター+こたつ+電気カーペット とこれでもかというくらい暖房器具を使用して 寒さをしのごうと必死です(^0…

日常にワクワクやハラハラを ~ドーパミンの効果について~

先月、前橋でサーカスを観覧してきました。 目の前でジャグリングや火を噴くパフォーマンスが披露された他、金網の球体の中をバイクで駆け巡る演目、大車輪、空中ブランコなど迫力のあるショーがたくさん繰り広げられ、とても感動しました。 途中、観覧して…

消火訓練

定期的に実施している消火訓練。 今回はMくんの勇姿です。 水を噴射する消火器(訓練用)なので、地味ですが練習にはなります。 有事に備え、年二回の訓練は継続して参加していきます。 記事:部長さかもと

安全な筋力トレーニング

皆さんは筋力トレーニングと聞くとどのような運動を思い浮かべますか? ダンベルを使って素早く腕を振ったり、腹筋運動で一生懸命上体を上下させたりするイメージでしょうか? そのとおりであり、教科書的に言うと筋肥大を起こすためには「1回にあげることが…

スッキリした朝を迎えるための牛乳、豆乳の力

寝られないという訴えを時々聞きます。 医師による睡眠薬等の処方で上手にコントロールできれば良いのですが、薬に頼るほどではないけど、何となくスッキリしないという場合には、牛乳を飲んでみてはいかがでしょうか。 ここまで酷い状態じゃなくても、寝起…

高齢者の健康に影響する噛む力

広島大学の報告です。 65-84歳の地域在住高齢者を対象としたコホート研究(グループを追跡して、健康状態の変化を調べる研究)の結果、主観的な咀嚼能力および咀嚼習慣は身体機能の低下と関連することが明らかとなりました。 対象者146人(男性77人、女性69…

通勤長い方は睡眠時間に注意

株式会社マイホムが、「長時間通勤者の睡眠実態調査」を実施しました。 myhm.co.jp 上記HPから引用しています この調査では、通勤時間が1時間以上の人は、日々の通勤に対するストレスを感じる割合が、通勤時間30分未満の人と比べて約8倍にのぼりました。 …