群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

退院前訪問指導実施割合

今年9月に話題になった厚労省の資料ですが、回復期リハ病棟が実はあまり退院前訪問指導を実施していないというものでした。 回復期リハ病棟の43.6%が、一件も実施していなかったようで、コロナウイルス蔓延の影響もあったかと思いますが、寂しい結果で…

群馬県HAL研究会

先日、群馬県HAL研究会へ参加させてもらいました。 HALとはどんな物かは、リハビリロボットの代表格です。このブログで過去に何度か紹介させて頂いてると思うので、詳細は省略させて頂きます。下記にURLを貼りましたので、気になる方はチェックしてみてくだ…

リハビリを楽しく

皆さんこんにちは。作業療法士の町田和美です。 今日は、リハビリで患者さんにお手伝いしていただいた壁面の装飾をご紹介します。 冬らしい制作で可愛らしい作品になりました。当院では季節を感じていただくためにこのような取り組みを各階で実施しています…

マインドフルネス

「マインドフルネス」という言葉をご存じでしょうか? 【今この瞬間に判断や評価をせず、今経験していることに意図的に注意を向け続けること。】 という大まかな定義があります。 要するに、「今に注意を向け、集中するトレーニング」ということです。 マイ…

体脂肪

内蔵脂肪は、筋トレと有酸素運動で減らします。これを組み合わせたほうが、リバウンドも防ぐ事ができるとされています。 現代人が慢性的な運動不足になっている最大の原因は、歩かないことです。 運動の時間がまとめてとれない場合は、10分程度のウォーキン…

血圧を下げる歩数

1日当たりの歩数を3,000歩増やすことで、高齢の高血圧患者の血圧が低下する研究結果が報告された。米コネチカット大学により、「Journal of Cardiovascular Development and Disease」に7月報告されました。 アメリカでは、高齢者の約8割が高血圧患者だそう…

「男性の育児休暇」

“産後パパ育休”という制度を耳にしたことはありますか? 去年の10月に創設された、男性は子供が生まれたあと8週間以内に4週間まで休みを取得することができ、2回に分けて取ることが可能、という制度です。 政府は「共働き・共育て」を定着させるために男…

自律神経の整え方

自律神経とは、体を活発に動かす交感神経と、リラックスする副交感神経からなり、両者のバランスが大事といわれています。 皆さんは、以下のような症状はないでしょうか? ・頭痛がする ・肩がこりやすい ・めまいがする ・何となくだるい感じがする ・不安…

入浴の心血管疾患予防効果

大阪公衆衛生研究所が日本人約3万人を追跡調査しています(2020)。 対象は、心血管疾患またはがんの既往のない40〜50歳代の3万人で、20年弱、追跡調査しました。浴槽に浸かる頻度で、0〜2回/週、3〜4回/週、ほぼ毎日の3つに分類しました。 冠動脈疾患328例…

ゲームは病気になり得るか

皆さんこんにちは。理学療法士の青柳です。 先日枕の話をしましたね、あれから自分は枕を低くして、首まで乗っけて寝るようになりました。快眠できていると信じたいところです。 さて今回は青柳得意のゲームの話です。当然ながらお題に脈絡はありません。 20…

吃音(きつおん)を知っていますか?

吃音とは、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。話すときの、滑らかさ・リズミカルな流れが乱れてしまう話し方を吃音と言います。特徴的な症状には、以下の3つがあります。 音のくりかえし、例:「た、た、たいこ」 引き伸ばし、例:「たーーい…

第30回群馬県理学療法士学会

先日、高崎健康福祉大学にて、第30回群馬県理学療法士学会が行われました。 4年ぶりの対面開催となりました。一般演題の応募数も過去最多だったようです! 当院からは、発表者として6名参加しました。以下演題になります。 ・被殻出血における血腫の進展方向…

Activity

猛暑で遅れている今年の紅葉もいよいよ本格化してきましたね。 私はどこの紅葉よりも沢渡から見渡す山々の紅葉が1番だと思っています! リハビリでも季節に合わせ、患者さんと、もみじの木と、みんな大好きぐんまちゃんをActivityで作成しました。 作業療法…

群馬県理学療法士学会30

30回目を数える県理学療法士学会。歴史の浅い群馬県理学療法士会ですが、学会の回数もある程度、立派になったと言えるようになってきました。 2-3年目で一度発表してからは、新人教育プログラムの講師を数年やった記憶がありますが、発表する場所も全国…

退院後気を付けていきたいこと

退院後はリハビリの自主トレーニングを継続するだけでなく、社会生活をしっかり送れることそのものが、フレイル予防、介護予防に繋がります。 下のグラフはフレイルになりにくい群(青)とフレイルになりやすい群(赤)で分け、それぞれに参加しているかどう…

一日22分以上の運動

1日22分間の運動で、長時間の座りっぱなしによる死亡リスクが軽減される可能性があることがわかりました(以前は座りすぎは後で運動しても効果なしと言われていました)。 研究結果は、22分間以上の適度あるいは激しい運動を毎日行うことが、死亡リスクの低…