群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

2015-01-01から1年間の記事一覧

DENKEN DRIVE デモ

こちらの機器のデモを行いました セラピストの声かけのタイミングと、患者さんの息が合えば、筋電刺激は大きな力を発揮します タイミング良く・・・ということが大事で、 これから、セラピストの技術には”リズム感”も大切になるようです デンケンの山本さん…

ACSIVEデモンストレーション

無動力の歩行アシスト(ACSIVE)のデモを行いました 今回は両脚用も完成したとのことで 早速、試着してみました 両側膝上タイプにカスタマイズしていただきましたが、(見にくくてすみません) 股関節屈曲へのアシストは、かなり感じることができまし…

HONDAが歩行アシストを発表しました

「Honda歩行アシスト」を発表 Hondaは、歩行のリハビリテーションを支援する歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」を、全国の病院やリハビリテーション施設などを対象にリース販売します。リース販売の開始は11月を予定しています。 Hondaは、より多くの人に移…

walkaide®導入しました

IVESもある当院ですが、ウォークエイドも導入しました。 使い方に慣れるまで、まだ少し時間をいただきたいと思いますが、 短下肢装具離脱に向け、大きな武器になると期待しています。 海外では脳性麻痺などにも実績を持ち、 個人購入も可能ですが、日本では…

可動式免荷歩行装置(プロジェクト)

【アンウェイシステム】 可動式免荷歩行装置アンウェイシステムとは、体にハーネス(ベルト)を巻きそこからワイヤーで吊り上げ、自身の体重を軽くさせる機器です。 力が弱く体を支えきれない患者さんや、ふらつきがある患者さんも転倒の危険のない中で歩行…

脳卒中患者の自立度と歩行速度、歩幅の関係

昨年より、データプロジェクトを稼働し、臨床データの蓄積に努めてきました。 これにより、このようなデータの解析も可能となっています。 脳卒中患者さんの退院時の歩行速度、歩幅と自立度を平面上にプロットしました。 学会発表すべきなのかもしれませんが…

リハビリテーション栄養プロジェクト

【リハビリテーション栄養】 『入院患者さんの栄養状態が悪い?!』という報告を皮切りに現在『リハビリテーションと栄養』に関して注目が集まっています。 急性期での治療を終えたばかりの患者さんが入院するリハビリ病院には、入院時栄養状態が悪い患者さ…

脳卒中患者さんの歩行速度

脳卒中患者さんはどれくらいの速さで歩行できるかによって、活動範囲が決まると言われます。 ペリーは日常生活での歩行速度によって3段階にに分類しています。 一番下、 屋内外ともに歩行で生活する人これがCommunity Ambulatorです。 Community Ambulator …

地域リハビリテーション

リハビリテーション専門病院として、地域に対しなにかできる事はないだろうか?という出発点から始まり、昨年度は3つの活動を行いました。 1つ目は地域での講演会開催です。病気を知り予防することと、たとえ病気になったとしてもリハビリし住み慣れた地域に…

転びません

最近は地域や病院でも ”転倒予防教室”なるものがあちこちで行われています。 平成19年の調査ですが、全体の1割程度の方が転倒や骨折により、要介護・要支援に陥っています。 中には転倒によって亡くなられる方もおり、死亡者の8割が60歳以上です。 転倒の場…

リハ部プロジェクト(IVES)

IVESとは脳卒中などの脳血管疾患患者および運動器疾患患者のリハビリテーションの可能性を広げる 随意運動介助型電気刺激装置のことを言います。当院では、OG技研製のIVESを平成26年8月から導入し、上肢に対しては作業療法士が、下肢に対しては理学療法士…

リハ部プロジェクト(CI療法)

CI療法のCIはConstraint-Induced-Movement-Therapyの略で、 ご存じの方も多いかと思いますが、最近テレビなどでも紹介され、 脳卒中の患者さんに対して、よい結果をもたらす療法として注目を集めています。 内容は、脳卒中でよい方の腕の使用を制限し、 悪い…

リハ部プロジェクト(ドライブシミュレータ)

障害をお持ちの方の自動車運転復帰支援の一つとして、 平成25年9月から、HONDA社製の ドライブシミュレーター「セーフティナビ」 を導入しました。 リハビリテーション中の方が、作業療法士などと一緒に 自動車での運転復帰に向けて評価・訓練をサポート…

変形性膝関節症の術後リハビリ

今回は、変形性膝関節症の人工膝関節全置換術後についてです。 まずは知識として・・・ timed up and goというテストがあります(以下TUG)。 運動器不安定症や歩行バランスの評価として用いられ、簡単なテストです。 46CMの椅子から立ち上がって、3m先…

プロジェクト(テクノエイド)

テクノエイドとは、障害を持っている方々の自立を支援する福祉機器や用具のことを言います。 当院作業療法部門では、多くの方の自立支援や機能訓練のために、テクノエイドを多数そろえています。しかし、それらを上手に活用するには、道具の機能や使用方法を…

緑茶摂取量と死亡率

昨日に続き、今度は緑茶です。 まずは、前回のコーヒーのグラフを示します。 続いて、緑茶 コーヒーで一日3~4杯、緑茶で一日5杯程度まで、 死亡する割合はへっています。 ガンはあまり効果なしと出ていますが、 他の疾患には良い影響があります。

コーヒー摂取量と死亡リスク(日本)

がん、脳血管疾患、虚血性心疾患の既往のない40~69歳の日本人9万人に、コーヒー摂取量と主要死因別死亡(全死因、がん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外傷、その他)との関連を調査した。18年追跡調査し、調整後、コーヒー摂取量と全死亡および死因別死…

プロジェクト(舌圧測定)

病気のせいで飲み込みが悪くなってしまう事を摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい)といいます。 摂食嚥下障害の人が食べやすくした食事があります。それを嚥下調整食と呼びます。 舌圧測定班は、通常食・きざみ食(上手く噛めない方用に食事を細かく…

プロジェクト(嚥下パス)

【嚥下パス】 病気のせいで飲み込みが悪くなってしまう事を摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい)といいます。 当院では、食べる嚥下リハビリを行う言語聴覚士15名在籍しています。 『嚥下パス』は、当院の蓄積データを分析することによって、食べられ…

プロジェクト(ロボットスーツHAL)

【HAL】 ロボットスーツと言われる、足に取り付ける機械があり、その名前をHAL(ハル)と言います。 このロボットスーツHALを利用することで、より足の機能が回復し、上手く歩けた患者さんがいたとの報告がありました。昨年度行われた第22回群馬県理学療法士…

医療フォーラム告知

今週末、あがつま医療フォーラムが開催されます。 今回は栄養士会がご尽力くださいました。 最近はリハビリテーションの中で、管理栄養士と連携を取りながらリハビリを進めることが多くなりました。毎日行っている基本的な活動ですが、健康寿命を延ばし、人…

プロジェクト(profhand)

足こぎ車椅子(profhand)の当院での研究です。 脳卒中の患者さんの 麻痺がある膝を伸ばす運動に効果があるかを調べました。 足こぎ車椅子を訓練使った方たちと、 足を蹴って伸ばす運動を行った方たちとで比べてみました。 足こぎ車椅子を練習で使った方が、膝…

2014年度リハ部プロジェクト発表会

先月下旬、2014年度リハ部のプロジェクト発表会が行われました。 2014年度の1年を通し、各チームで色々な研究を行いました。 その集大成として、5個の口述演題と、10個のポスター演題ができました。 去年に引き続き2年目の院内発表となりましたが、 前年に比…

日本リハ医学学術集会で演題発表しました

詳細は後日、機会があればしたいと思いますが、 こんな形でポスター発表してきました。 雰囲気はこんな感じです。 当院としては、新たな療法のヒントがないかの情報収集にもアンテナを張っています。 来年の予定ですが、TEIJINがREOGO-Jという、 上肢のロボ…

子育て支援

ゆうあい荘の理学療法士です。 こんな形で、中之条町の町報に掲載されました。 働くママさんや、育児時短勤務等が増え、回復期リハ病棟を運営する私達としては、人材の台所事情が苦しいときもあります。 しかし、次世代を育てる意味や、社会貢献という観点か…

人工股関節とリハビリ

2ステップテストを以前ご紹介しましたが、 人工股関節置換術の患者さんに対して実施しているものがありました。 上のグラフが術後の2ステップテストの経過です。 . 術後12週まで伸びが見られ、この時期までは回復期リハが必要でしょう。 歩行速度についても…

セラピスト交流会(勉強会)開催しました

先日、原町赤十字病院理学療法士の宮間さんに ”意外と知らない糖尿病とリハビリテーションの関係” という講演をしていただき、吾妻郡内から約40名の参加がありました。 糖尿病治療では、有酸素運動や抵抗運動(筋トレ)ともに有効と言われており、 上記運…

新人歓迎会開催しました

最前列でふざけた格好をしている8名がリハビリテーション部の新人です。 余興に注文つけられたり、司会や挨拶を無茶振りされたりと、 こんな先輩に揉まれながら、精神的にも成長していくのでしょう。 楽しく、笑顔で患者さんを良くしていきたいものです。

HAL介護支援用のデモンストレーションを実施しました

ダイワハウス工業株式会社様に来院いただき、 HAL介護支援用のデモを行いました。 作動の水色ライトを点灯した状態で撮影しました。 腰部に電極3箇所つなぐことで、腰・股関節の動きと連動します。 最大で40%の補助をHALが行うことで、腰痛予防になるよ…

花と緑のぐんまづくり2015

今日はリハビリ以外のネタです。 若い頃は花には全く興味がありませんでしたが、最近は花の生命力を感じ、エネルギーをもらうことも必要だと思うようになりました。 日々、忙しさの中に心を忘れている方、中之条町はゴールデンウィークの渋滞もほとんどあり…