群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

「水分補給の大切さ」

 暖かな日も多くなってきました。これから気温が上がると「脱水」や「熱中症」という言葉を耳にするのではないでしょうか。水分補給は大切!と言われており、当院でも患者さんに水分補給をしてもらえる様にお声がけさせて頂いています。なぜ、水分補給は重要視されているのでしょうか。

 

 人間の体内には沢山の水分が蓄えられています。水分量は年齢とともに変化し、新生児で75%くらい、4~5歳児で70%、成人女性が50%、成人男性が60%、老人は50%ぐらいだといわれています。

 成人の場合、1日2~2.5Lの水分を失っており、運動をするとこの量はさらに増え、失った水分を摂取して補う必要があるそうです。

 

 

 体の中の水分が不足すると、熱中症脳梗塞心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスク要因となります。脳梗塞心筋梗塞には、血液中に含まれる脂肪が多い“ドロドロ血”や、高血糖の“ベトベト血”などといった血液の異常が大きく関与します。脱水状態ではこうした血液をさらに濃縮させることとなり、脳梗塞心筋梗塞を引き起こしやすくなるそうです。


 こうした病気の予防のため、当院では必要摂取水分量の確認、水分摂取の促し等、必要に応じてさせて頂いています。私自身も仕事に夢中になっていると、水分補給を怠ってしまい軽く脱水状態になってしまう事もあります。意識して積極的に水分補給をしていきましょう。

                              

                             記事担当部署:ST室