#骨・関節・筋肉
昨日は股関節角度をグラフで示し、わかりにくかったかもしれませんが、入院の時に比べて退院の時の方が、赤いグラフが大きく動き、さらに滑らかになっていることがわかると思います。 これは動作と同じで、スムースに動くようになっていると思いますし、また…
変形性股関節症の術後、THAと言いますが、昨年は入院申し込みが少し減っていたので心配しましたが、最近はまたかなり増えてきました。 急速破壊型股関節症の患者さんは、痛みに耐える時間も比較的短いためなのか、歩き方が著しく乱れる方は多くないように思…
変形性股関節症などで、関節の動きが悪くなると、それに伴って周囲の筋肉も筋力低下を起こすことが多くなります。 痛みを我慢している期間が長いほど、その傾向が強く見られ、術後でもその傾向が残ります。 上図のように、膝を軽く曲げ、その後つま先(指)…
日本では120万~420万人の患者さんがいると言われる変形性股関節症。 この病気は慢性で進行性である事から、その進行を防ぐ事がとても大切とされています。 以前の京都大学の報告でも、予防には以下の3つが言われています。 ①関節可動域、筋力の低下、疼痛 …
転倒のお話しを何回かしていますが、年齢を重ねるに従って、転倒によって骨折をされる方が増えるということを下の表は表しています。 これは人口1万人あたりの大腿骨近位部骨折の発生率を表しています。 この原因として挙げられるのが骨粗鬆症という病気で…
こんにちは!! 新年も明け、あっという間に時間がたっていることを感じている今日この頃です。 今年一年、時間を如何に無駄にしないで過ごせるか!特に意識したいと考えています。 「一寸の光陰軽んずべからず」ということわざもありますが、まさにこれかな…
股関節・膝関節置換術患者の回復期リハ病棟への転院が必要になる可能性 2003年、メルボルン公立病院(オーストラリア)からの報告です1) 人工関節置換術後の患者さんは以下のRAPTを実施することをお勧めします。 自宅に退院するか回復期リハ病棟へ転院するか…
筋肉合成とは、筋肉をつけるということですが、 これには運動、栄養、休養が大切です。 今日は味の素ニュートリションの方が来院され、情報をくださいました。勉強になります。 そこで筋肉をつけるのに必要な栄養素ということでお話しくださいました。 ホエ…
2ステップテストを以前ご紹介しましたが、 人工股関節置換術の患者さんに対して実施しているものがありました。 上のグラフが術後の2ステップテストの経過です。 . 術後12週まで伸びが見られ、この時期までは回復期リハが必要でしょう。 歩行速度についても…