ご存じの方も多いかと思いますが、最近テレビなどでも紹介され、
脳卒中の患者さんに対して、よい結果をもたらす療法として注目を集めています。
内容は、脳卒中でよい方の腕の使用を制限し、
悪い方の腕を使用することで、運動を誘導する治療法です。
CI療法は、悪い腕の使用が日常生活の中に反映されることによって、患者さんのやる気を高めることにもなります。
このようなよい療法ですが、
当院のような「回復期」で、実際に使用している施設はまだ少ないようです。
しかし、効果は出ると言われています。
当院のデータではありませんが、
前後の比較でSTEFというテストで良くなっています。
しかも対象は発症後6ヶ月経過した高齢者です。
前後の比較でSTEFというテストで良くなっています。
しかも対象は発症後6ヶ月経過した高齢者です。
当院では、作業療法士が中心となって、
昨年より、どのように使えるか、効果があるか検証してきました。
今年度は、患者さんにも実施し、
少しずつですが、データを蓄積しました。
まだ、当院に合うような形まではできていませんが、
「回復期で実践できるCI療法の確立を目指す」を目標に、
準備を進めます。
文責:OT SS