部長
お久しぶりです。ブログ係の小塚です。 最近益々寒くなり、朝起きられなくなってきました。 しかし寒くなってきて嬉しい事もあります。それはスノーボードの季節がやって来ることです!! 私は去年から念願だったスノーボードを始め、当初は転びすぎて筋肉痛…
カナダ・トロント大学(University of Toronto)のスパイク・W・S・リー氏らは、体をきれいにすることでストレスや不安が軽減されると報告しました。 2022年7月にSocial Psychological and Personality Scienceでの報告 実験には、1000人超の成人が参加しま…
力道山からジャイアント馬場、アントニオ猪木に引き継がれたこの練習法は、今では私たちが通常使う用語になりました。(燃える闘魂アントニオ猪木さんのご冥福をお祈りいたします) スクワットは深さで大きくこの3つに分類されています。膝の曲がり方で分け…
小麦全粒粉を含む全粒穀物の窃取は、糖尿病の罹患を抑制し、罹患後の症状を改善することが知られています。 メタアナリシスの結果、全粒穀物をほとんど摂らない群に対して、全粒穀物を多く摂取する群は2型糖尿病のリスクが最大で26%低い事が明らかになっ…
そんな都合のよい方法があるわけないと思っていたら、やっぱりありませんでした。 でも、この回答は、半分正解だったということがわかりました。 睡眠不足は、肥満につながることが知られています。ならば、十分に眠れば体重は減るだろうか。米シカゴ大学の…
多くの病気の発症リスクを高める要因に「糖尿病」と「慢性炎症」があります。筋トレによって糖尿病や慢性炎症を改善する効果があります。 通常、我々が糖質を多く食べても、インスリンというホルモンが血液中の血糖を細胞に取り込んでくれるため、血糖値は一…
先日のセラピスト交流会での講義と重なりますが、座る弊害についてお話します。 先週は、吾妻東整形の皆さん、お世話になりました。 客観的に測定された座りっぱなしで過ごす時間が、脳卒中の危険因子となるかを調べた研究です。 米国本土の45歳以上の黒人と…
大阪大学公衆衛生学教室の寺本氏らは、既に脳卒中や心筋梗塞を経験した日本人の死亡リスクに、緑茶とコーヒーの摂取がどのように関係しているのかを調べました。 分析に用いたのは、1988~1990年に全国で開始された大規模研究「Japan Collaborative Cohort S…
血圧・糖尿病と、虚血性心疾患・脳卒中発症割合の関係を示したグラフです。 収縮期・拡張期ともに、血圧が高くなると心疾患、脳卒中の発症率が上がりますが、それ以上に糖尿病か予備軍かというところで、特に脳卒中で発症リスクも高まります。 高血圧、糖尿…
昨年度の退院前訪問指導件数の目標を、リハ部として年120件以上という設定を行いました。 感染対策で退院前訪問指導を中止した1月中旬までに実施した件数は112件でした。 2ヶ月半の中断が無ければ年間で140件に到達する勢いでしたが、未達成でした。 退院前…
最近、よく話題に挙げている!?、2ステップテストです。 下のように大股で2歩、歩いてその長さを測ります。 2歩歩いた値と、身長を比較し、1を超えていれば身長よりステップの長さが長いと言えます。 年齢や男女で灰色の範囲に入れば、標準的な身体能力…
県理学療法士会で発表した内容です(2021)。 R2年度に、当院に入院した脳卒中患者さんで、麻痺が重く、装具が必要と考える方を抽出し、比較しました。 入院時の評価で、装具を使って歩行を試行した方と、装具を使わなかった方(介助量が大きすぎる場合もある…
KIMらの報告です Comparison of the Effect of Lateral and Backward Walking Training on Walking Function in Patients with Post-stroke Hemiplegia: A Pilot Randomized Controlled Trial. 脳卒中後片麻痺患者に対する側方歩行訓練と後方歩行訓練の効果…
こんな表題の病院広報誌ですが、リニューアル後、23刊となりました。 リハ部として、毎回記事作成にかかわり、ネタが枯渇してきているところです(私だけかもしれませんが)。 ただ、リハビリ関連の内容を、ブログも含め、これほど高頻度にお伝えしている…
昨年に引き続き、今年もオンライン参加となったこの会。 久しぶりに「Bobath」とか「Vojta」とかを聞き、リハビリも根拠が問われる時代になってきたことを感じました。古の神経発達学的アプローチとか、懐かしいですね。 私は歩行アシストの費用対効果につい…
群馬県では2月13日(日)まで、まん延防止等重点措置が施行されているところですが、感染拡大に伴い、リハビリ部門についても影響が無視できないものとなってきています。 同居家族が濃厚接触者になった。 コロナで学級(学校)閉鎖になった。 同居家族が…
自宅に帰ったあと、大変だったことについて聞いてみました。 特にないというのが3割を占める一方、食事や起き上がりなどの動作が大変だったと訴える方が増えてきています。 退院時の指導では、トイレや入浴、更衣などの指導を重点的に行うことが多いと思いま…
年末に、上記誘導訓練、さらに消火訓練等を行いました。 今回は4Fリハ室を出火場所と想定して、避難誘導訓練を行いました。患者さんに実際に参加していただかずに行っていますが、そのうち患者さんにも参加いただく事になるのかもしれません。 写真で、紫…
ゲイトソリューション(油圧式底屈制動装置)を活用して、歩行練習を行っています。 長下肢装具もありますので、装具適用範囲は広いです。 昔から歩行には熱く関わっている病院ですので、一緒に練習しましょう。 この装具は、足首の関節の油圧制動を行って、…
熱ショックタンパク質(ヒートショックプロテイン:Heat ShockProtein、HSP)は、細胞が熱などのストレスにさらされた際に発現し、細胞を保護するタンパク質で、ストレスタンパク質(英:Stress Protein)とも呼ばれます。 体は水分を除けば、ほとんどがタン…
内容が複雑なので、タイトルですべてをお伝えすることは辞めました。 理学療法士は、患者さんが入院されて、リハビリが処方されると、評価を実施します。この評価結果に基づき、治療プログラムや、ゴール設定を行います。 脳卒中で、当院に入院して最初の評…
日本老年学的評価研究プロジェクトから 以前、ご紹介しているものです。 小学校区ごとに分け、スポーツ組織への参加率と過去一年間の転倒について調査をしました。 地域のスポーツ組織への参加割合が高い地域ほど、前期高齢者の転倒率は低い傾向にありました…
明けましておめでとうございます。 50数年の伝統を温故知新、ロボットリハビリとの融合を考えていきます。 皆様のご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。 3F訓練室からの7年前の初日の出です。
早飯も芸のうちという言葉は、何も芸のない者には、早く飯を食べることも芸の一つになるということを意味しています。 しかし、医学的には褒められることではないようです。 下に食べる速さと肥満度の関係を表します。 図 食べる速さとBMIの関係 愛知県内…
皆さんはコロナ禍以降、ニュース等で「SpO2○○%」や「パルスオキシメーター」といった言葉を耳にしたことはありませんか? もしくは、この様な機械を見たことはありませんか? この機械は「パルスオキシメーター」と言い、皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO…
病病連携、病診連携とは、 病院間の連携・病院と診療所の連携の事です。 現在医療機関では、より良い医療を提供するために高度急性期・急性期・回復期・療養期などに機能分化され、病状に応じた医療の提供を行っています。 ずーっと急性期病院に入院していた…
屋外歩行などでの熱中症を予防するため、数年前からWGBT値を参考に、屋外歩行実施基準の啓発を行っています。 WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperatureは、熱中症を予防することを目的としてアメリカで提案された指標です。 このグラフが示す…
昨日お約束したとおり、こんな時間ですが、今日中にお話ししたいと思います。 入院時から介助量が少ない方が、退院時に自立する割合が高いという、当然のことを言っているだけかもしれません。 しかし、これを目安としてとらえ、患者さんにはさらなる高みを…
食欲は脳の視床下部にある満腹中枢と摂食中枢によりコントロールされます。 摂食中枢が刺激されるとお腹が空き、お腹が一杯になると満腹中枢が刺激され、食べるのをやめます。 満腹中枢は摂取した食事が消化・吸収され血液中に増えたブドウ糖により刺激され…
昨日暗い中、一人残って作業していました 掲示物も月一で更新しているようですね 絵はあまり得意ではないとのことですが、参考資料を見ながら、チョークで黒板に描いていきます 完成版は2Fリハ室の入り口にありますので、肉眼でご確認ください ひとがらが伝…