糖尿病になると、私たちの体はどうなるのでしょうか?
血糖値が高いままの生活を続けていると、血管がもろく、ボロボロになってしまいます。
そして、全身にネットワークを結んでいる血管と神経が、ともに侵され、適正な栄養の供給が途絶えて全身の臓器にさまざまな障害が起きてきます。これは、糖尿病の慢性合併症とよばれています。
合併症にはこんなモノがありますが、血管を中心としたこのような疾患に罹りやすくなるといえそうです。
肥満が増えている事も一つの原因かもしれませんが、糖尿病を予防するために大事なことを東京都保健医療局が言ってくれているので、ご紹介します。
できることから始めよう 糖尿病予防
食生活を整えよう
・適切なエネルギー量と栄養バランスの良い食事を
・飲酒はほどほどに
・朝食をしっかり食べて夕食は控えめに
・野菜を先に、ゆっくりよく噛んで、腹八分目
体を動かそう
・歩ける距離は意識的に歩こう
・休日は掃除や庭仕事などを積極的に
・できるだけ階段を利用
・近所を散歩してみよう
ストレスをためない
・ぬるめのお風呂にゆっくりつかろう
・友人と会ったり外出したり、自分に合ったストレス発散を
・つらい時は無理せず周りの人や専門家に相談を
・夜更かしせずにぐっすり眠ろう
適正体重を保とう
・自分の身長から適正体重を知り、維持しよう
・BMI25以上は肥満
・肥満は30代から急激に増加
・20代から生活習慣に気を付けよう
上に示すように、昨日は世界糖尿病デーだったようで、タイムリーだったようです。
糖尿病にならず、しなやかな血管を保ち、健やかに老いたいですね。
記事担当:部長さかもと