準備することは何事においても大事ですが、今日はリハビリを行う際に準備しておいていただきたい事についてお話しします。
下の表は以前にも提示した、小学生や中学生が朝食をとる頻度と、成績を表した者です。性格がキチンとしていて、計画的に行動ができる子どもの成績が良いものかと思っていましたが、そうとばかりもいえません。
朝食の摂取頻度によって、成績に差が出ていますが、頻度と成績が逆転するようなことはなかったようです。
リハビリではあまり関係がなさそうに思うかもしれませんが、実はリハビリに学習の効果は高く、朝食を摂取してから療法に取り組んでいただいた方が、良い結果が出るということがいえると思います。
最近では、すぐに脳のエネルギーになりそうな糖質を中心に摂るのではなく、タンパク質も多く含む食事を摂取した方が良いとされます。
上のグラフが示すように、朝食のタンパク質量が多い方が、筋力と学習双方に効果が高いということがわかっています。
リハビリをする日は、少し早めに起きて、キチンと朝食をとるようにしてください。
記事担当:部長さかもと