群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

目標に近づくためのマンダラチャート

 先日、大谷翔平選手がご結婚されたニュースがありましたね!

 暗い話題の報道が多い中でおめでたい話題が上がるとほっこりします。

 

 さて、今回は、そんな大谷選手が高校生の時に実践していた『マンダラチャート』のお話をしたいと思います。

 何度かテレビ番組で取り上げられたり書籍での紹介もされているので、ご存じの方もいるのではないでしょうか?

 

 マンダラチャートとは、9×9マスのマス目からなる、思考・発想のためのフレームワークです。

 まず、1つの大きな目標を表の中央に書き入れます。

 次に、それを達成するために必要な要素8つを、目標の周囲に書き出します。

 そしてこれらを整理し、またその要素を補うために取るべき行動を、周りのブロックで具体的に洗い出します。

 この図が実際に大谷選手が作製して実践していたものです。

 

      

 

 シンプルで実践しやすいため、ビジネスなどでもたびたび使用されるそうです。

 目標や行動を「見える化」できるので、達成度合いもわかりやすく、モチベーションが上がりそうですね!

 

 リハビリにおいては、退院後の生活に向けてゴールを設定し、そこに向かって課題をコツコツ行うという過程が大切になってきます。

 実際にリハビリで活用できそうなフレームなので、患者さんと一緒にやってみたいと思います。

 

            

 

                              記事担当部署:ST室