食習慣によって糖尿病になりやすくなるという行動があるそうです。
2型糖尿病の発症リスクを有意に上昇させた行動のハザード比(HR)と95%信頼区間(CI)は以下のとおりでした。
・朝食を抜く:1.33、1.24~1.43
・早食いをする(対照:ゆっくり食べる):1.96、1.73~2.21
・普通の速さで食べる(同上):1.39、1.23~1.57
・夕食後に間食をする:1.07、1.003~1.14
・就寝前2時間以内に夕食を食べる:1.08、1.03~1.14
特に食べる速さについては、ゆっくり食べる事を基準にしてしまうと、普通に食べても糖尿病リスクが高まるという結果でした。
食事はゆっくり摂るに限るようです。
早食いは血糖値も上がりやすくなりますし、普段からできるだけゆっくり食べるように心がけたいものです。
記事担当:部長さかもと
Ema Toyokuni et al : Eating behaviors and incidence of type 2 diabetes in Japanese people: The population-based Panasonic cohort study 15 Journal of diabetes investigation. 2024