群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

部長講話を開催

 集合研修を久しぶりに開催しました。

 

 研修だけなら半年前も行っていましたが、質疑応答したのは一年ぶりくらいになります。

 

 会議室が超満員にならないくらいの適度な参加者数で開催でき、良かったと思います。

 

 新人以外への講義も久しぶりでしたので、緊張感にも違いを感じました。診療報酬改訂についてのお話しをしましたが、質問も的確で、少し考えてから、まとめる作業が必要となりました。

 

 今回は、FIMのデータ収集をどうやって組織化して行うかがテーマでしたので、まずは話し合いの機会を持っていただき、6月稼働に向けて準備いただきたいと思います。

 

 さて、今日は新人研修第三弾を実施しました。

 

 過去にお話しした部長講話などを参考にして新人教育を行っていますが、自分の中でも思うところが増えました。若手に話しておくべき事というのは年々増えていくようにも感じています。

 

 新人として、まずあるべき姿は、生活習慣を整えることもあるかもしれません。

 私が患者さんから寝る時間の質問を受けたことがありました。そのとき、実習生から「そんなに早く寝るんですか?」と驚きともとれる質問を受けたことがあります。0時くらい・・・と答えた覚えがありますが、学生の生活習慣で社会人と同じ活動はできないなと感じた発言です。そういえば、私も塾でアルバイトをしていましたので、週3回は10時半以降の帰宅になっていましたし、大学も朝早くても9時からでしたので、思いっきり夜型でしたね。

 

 で、本題の睡眠時間を確保すべきという話ですが、令和2年に行った講話で使った資料を紹介します。

 

 日本人の睡眠時間は最低レベルです。

 睡眠時間が短いと、風邪を引くリスクが高まります。

 

 また、睡眠不足は高血圧にもなりやすいといわれています。

 

 

 睡眠不足の翌日は、血圧が高くなるという結果もあります。

 

 

 さらに、太りやすくなるともいわれており、

 

 

 「6時間睡眠で14日間過ごした人は、2日徹夜した人と同じパフォーマンスまで下がる」という結果も出ており、寝溜めすることができないともいわれています。

 

 

 睡眠不足は運動時に怪我をし易くなると言う結果もありますし、自動車事故リスクも滅茶苦茶ふえます。

 

 睡眠時間はしっかり確保して、仕事に臨んでいただきたいと思いますというお話しでした。

 

 まずは、新人が自分の生活習慣を改善し、患者さんの生活習慣改善へのアドバイスができるようになって欲しいと思います。

 

                            記事担当:部長さかもと