みなさんは「幸せホルモン」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?
幸せホルモンとはドーパミン、セロトニン、エンドルフィン、そしてオキシトシンの4つのホルモンのことを指します。
今回はその中のオキシトシンについてご紹介したいと思います。
オキシトシは私たちの健康を維持するための基盤を築き、自然治癒力を高めると言われております。
具体的な効果としてはストレス・不安の軽減、信頼感・免疫力向上、疼痛緩和などがあります。
このオキシトシンの分泌方法は触れ合いだそうです。
直接的に体に触れるスキンシップや目線を合わせた声かけや優しい励ましなど心の触れ合いも含みます。
自分自身落ち込んだ時に友人に肩を叩かれて励まされた時や幼少時代に具合が悪い時、母に背中を摩ってもらった時はなんだか気持ちや体が楽になった記憶があります。
また研究ではスキンシップをとろうとしている側の人にもオキシトシンが分泌されているらしいのです。お互いにWinWinなのですね。
自分たちセラピストは患者さんとの関わりの中で触れる機会がたくさんあるので、意識して患者さんとの「触れ合い」を大切にしていきたいですね。
患者さんの自然治癒力を高めながらリハビリをご提供させていただきたいと思います。
OT室