群馬リハビリテーション病院 リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使し、多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

手術や薬による治療とリハビリの違い 朝礼で話したこと➁

手術や投薬といった医療行為は,患者さんは「受け身」でいれば治療を終えることができます。しかし、一方リハビリ患者には能動性※が求められます。 ※ 他からのはたらきかけを待たずにみずから活動すること。受け身でない活動。 筋力や持久力は当然、能動的活…

朝礼で話したこと

先日、理学療法士が外線電話をしていました。 あとで聞くと、退院先の維持期のリハで当院を退院した患者さんがうまくリハビリに乗ってこないとのこと。 ケアマネジャーさんから、どうしたらいいでしょうかという相談があったようです。 まず患者さん宅に電話…

謹賀新年

今年もどうぞ宜しくお願い致します

ロボットリハビリでの試行錯誤

歩行アシストを比較的強めのモーター出力で実施した。左右の非対称性を改善できるように調整して数日実施しました。 実施前後、歩行アシストの評価機能を使って測定すると、脚の運びは速くなりましたが、非対称性は開始前と変わりませんでした。 片麻痺患者…

【中之条まちなか5時間リレーマラソン】

さかのぼること1ヶ月… 令和元年12月1日(日)に中之条まちなか5時間リレーマラソンが行われました。 この大会は、中之条町のまちなか1周3.5kmの国道を貸切った特設コースを1チーム3~10人でたすきを繋ぎながら5時間走り抜く大会です。今回で8回目を迎え…

頚髄損傷患者の転帰(リハビリ結果➂)

頚髄損傷シリーズ最終?です。 過去の記事で、歩ける人、立てる人はいいけど、それ以外の人はどうなの?という疑問が生まれたかもしれません。 今日はそれに少しだけお応えしたいと思います。 回復期リハビリ病棟に入院したときに、立位・歩行ができなかった…

頚髄損傷者のリハビリ結果 その➁

前回は全体を示しましたので、見ていない方はこちらをどうぞ。 gunmarehab.hatenablog.com 今回は、もう少し踏み込んだ部分です。 入院時に歩行ができた症例6例を調査しました。 退院時には歩行補助具を変更する方が、2/3を占めました。 例えば歩行器から…

もちつき

もちつき大会 現在開催中です。画質が荒くてスミマセン(゜o゜;)。 K医師は才色兼備な女医さんと紹介されていましたが、 Y医師ははっぴの下に白衣を着ると、割烹着を着ているようにしか見えなくて紹介が全く頭に入りませんでした。 なかなか男性医師の割烹着…

【今年度の目標を振り返って】

今年のPT室の目標の1つに、良いところを褒めるリハマインドを育てる。という目標があります。 リハマインドと一言でいっても色々意味合いは有ります。 たとえば患者さんを良い方向に導くことや、機能だけでなく人間としてトータルでみていく心構えという人…

『日本ディサースリア臨床研究会 ディサースリア認定セラピスト 報告2』

こんにちは。 11月にお知らせした、日本ディサースリア臨床研究会 ディサースリア認定セラピストの認定書が届きましたので、ご紹介させていただきます。 以前、紹介しましたが、『ディサースリア』とは、脳血管疾患や進行性疾患などにより発声発語器官が上手…

当院の頚髄損傷リハビリ結果を調べました

3年ほど前の事になりますが、有名な政治家が趣味の自転車で転倒し、頸髄をいためてしまう事件がおきました。 脊髄をいためるとどうなるのでしょうか? 人間は体を動かそうと思うと、脳からの指示は脊髄から神経により手足に伝わっていきます。また感触などは…

【OT室レクリエーション】

11月15日、「第1回OT室レクリエーションの会」が中之条町の体育館にて開催されました。(職員交流のお話しです) 幸いにも天候に恵まれ、スポーツの秋と言われるに相応しい環境で行えたのではないかと思います。 競技は、「大人の椅子取りゲーム」や「気配切…

世間はクリスマスですね

当院の2Fリハ室。看板が登場しました。 クリスマスリース調の黒板です。 リースの輪には永遠という意味があるそうです。 はじめも終わりもなく、”命や幸せがいつまでも続くように”という願いが込められています。 さらにクリスマスのリースが緑色なのは、農…

避難誘導訓練

年二回の避難誘導訓練。 個別リハビリを通常通り行ったまま一部で避難訓練を実施していますので騒然としています。 今回は右の図にあるように、杖歩行での避難誘導訓練にも挑戦してみました。 しかも、設定は3動作歩行といって、通常の1.5倍以上歩行に時…

退院時のアンケート

当院でも、より良い病院づくりに活かすため、退院の際に患者さん、ご家族にアンケートを記入していただいております。 以前ご紹介したものは、退院後3ヶ月を目途に、ご自宅にアンケートを送付し記入していただくもので、自宅での生活に当院のリハビリが活か…

【群馬県作業療法士学会】

12/8に高崎市福祉センターにて第22回群馬県作業療法士学会が開催されました。 当院からは2名、ポスター発表に望みました。 惜しくも優秀賞は逃しましたが、どちらも興味深い発表でした。 また、今回は全体を通して、様々な分野で活躍するOTをクローズア…

リハ部の取り組み⑳

ジェントルスティム(干渉波型低周波治療機器) 低周波刺激は喉への食物の流入に対して、嚥下反射を起きやすくします。 しかも干渉波刺激ということで、刺激されていることはほとんど感じません。 嚥下反射が起きやすいということは、治療時に嚥下(飲み込み…

当院の自動車運転再開への取り組み

こんにちは。今日は先日、前橋赤十字病院で発表した、自動車運転再開への取り組みについて少し紹介させていただきます。 基本的には発表者の小川OTが質問について対応していましたが、最後には関OTも私も?!質問に対して対応をしていました。 自動車運転再…

ReoGo-J見学会

当院では、脳卒中の方の麻痺側上肢の訓練を目的に開発された上肢用ロボット型運動訓練装置、ReoGo-Jを導入しております。 導入から約4年が経過しようとしております。 当院では脳卒中患者様だけでなく頚髄損傷患者様への介入も行っています。 介入の中で頚髄…

「冷え症」

段々と寒さも厳しくなってきましたが、みなさんは冷え性だなと感じることがありますか?? 冷え性の定義は様々なようですが、Wikipediaでは「特に手や足の先などの四肢末端あるいは上腕部、大腿部などが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態…

【文化祭】

少し前のことになりますが、文化際のお話しです。 皆さんこんにちは! 食欲の秋、読書の秋、文化の秋ですね! 先日、中之条町の文化祭にて我ら群リハの茶道部が活躍しました。 今回は畳みに正座ではなく、椅子に座ってお茶を立てる【立礼(りゅうれい)】で…

ぐんま自動車運転リハビリテーション研究会2019

告知させていただいたように、先日研修会を前橋赤十字病院でこの研究会初の開催をする事ができました。 少し早めに出張させていただき、まずは会場設営。 机や椅子、サブスライドの設定などを担当させていただきました。 当日は参加者90名を超えたというこ…

口腔ケアで肺炎を防ぐ

口腔ケアとは、歯を磨くだけではありません。 歯茎、舌、粘膜など口の中の全てから入れ歯まで含めて考えます。 したがって一般的に「口を清潔に保つこと」だと思われがちですが、実は口だけでなく体全体を健康に保つために必要なケアであると考えています。 …

リハ部の取り組み⑲

リハビリテーションスポーツ 当院の健康運動指導士は障害者体育に精通しており、車いすバスケットを始めとするリハビリテーションスポーツを日々の臨床で活用しています。 写真は活動性の低めな卓球バレーですが、通常の卓球と違い、四辺に患者さんを配置し…

脳卒中の転帰(回復期入棟時の座位機能と歩行自立度)

昨日の続きです。 脳卒中地域連携パスで情報を送られた患者さんが、2段目の病院でどうなっているかの結果を示します。 脳卒中で急性期の状態を脱した方が、回復期入棟時は83%の患者さんが歩く事ができませんでした。というのは昨日示しました。 その方が…

脳卒中リハビリの結果

先日、静岡で報告したモノですが、脳卒中後、どのくらいの割合で歩けるようになっているか示します。 計画管理病院というのが、急性期病院で、脳卒中になった後、血管の治療を含めすぐに入る病院(救急搬送される病院)です。 さらに、連携病院というのが、…

リハ部の取り組み⑱

水中運動療法 といっても、医療体育で実施していますが、、、 理学療法の一部である水治療法ですが、現在ほとんどの医療機関で絶滅しつつあります。 当院では温泉を用いてきた歴史もあり、水中運動療法についても30年以上に渡り、施行してきた実績を持ちます…

リハ部の取り組み⑰

【集団体操】 今世紀に入る前、集団療法としてリハビリテーションに実施が、診療報酬として認められていました。その頃は多くの患者さんが体育館を活用し、入院や外来で利用し、社会復帰されていました。 しかしその後、集団リハビリが認められなくなりまし…

【院内図書室】 利用してます

院内には写真の通り医学書やリハビリ関連の書籍、雑誌等が置いてある、 ちょっとした図書館のようなものがあります。 時間があるときに職員が発表の為の調べ物をしたり、患者様のリハビリのプログラム等を考える時に使っています。 結構色んな書籍があります…

風邪をひかないようにするために

健康のために運動するということは今では常識です。 健康のための運動とは、安全に身体にストレスを加え、そのストレスに対する抵抗力を高めようとするものです。 例えば運動中の心拍増加は、それ自体は心臓の負担になりますが、そのような運動を適切な範囲…