群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

群馬県HAL研究会

 先日、群馬県HAL研究会へ参加させてもらいました。

 HALとはどんな物かは、リハビリロボットの代表格です。このブログで過去に何度か紹介させて頂いてると思うので、詳細は省略させて頂きます。下記にURLを貼りましたので、気になる方はチェックしてみてください。

 

 https://gunmarehab.hatenablog.com/entry/2023/05/23/104833

 

            

 

 群馬県HAL研究会は年に3、4回開催しており、参加施設は当院含め、現在4施設で行っています。

 HAL研究会を開催している理由としては、現在、ロボットスーツHALを使用したリハビリテーションについて全国的に報告が少ないからだと思っています。

 そのため、他施設と情報交換し、研究会で得た情報を各施設で日々のリハビリに生かすように行っています。

 

              

 

 今回、私自身も『ロボットスーツHALでの歩容改善とADL動作、活動量への影響について』というタイトルで発表させて頂きました。

 このようなHAL研究会は群馬県のみならず、全国各地で様々な形で開催されており、仮説検証を繰り返し、多くの療法士が確立したロボットリハビリを追求し続けています。

 

 当院はこれまでの経験により、リハビリスタッフが患者さんをリハビリする手段としてロボットスーツHALを使用したリハビリテーションが選択肢の1つに入るようになってきており、徐々にロボットリハビリが標準化しつつあると最近、感じています。

 

 患者さんやそのご家族が『HALでリハビリして良かった』と言ってもらえるように今後も当院はロボットスーツHAL使用でのリハビリ経験をさらに増やし、ロボットスーツHALのリハビリについて研究を続けていきたいと思います。

 

              

 

                               記事担当:稲垣