退院後はリハビリの自主トレーニングを継続するだけでなく、社会生活をしっかり送れることそのものが、フレイル予防、介護予防に繋がります。
下のグラフはフレイルになりにくい群(青)とフレイルになりやすい群(赤)で分け、それぞれに参加しているかどうか割合を調査したものです。
習い事、ボランティアなどの地域交流、趣味やスポーツで繋がるコミュニティーの参加割合は、明らかにフレイルリスクが高いシニアの割合がダブルスコア、もしくはトリプルスコアで参加率に差が出ています。
フレイルに陥らないためにも、こういったところへの関わりを持ちたいものですね。
また、社会参加の意義を訴えたスライドを下に示します。
最後に、外出頻度と認知機能障害の発生リスクについてご紹介します。
デーサービスや病院以外の場所への外出頻度が極端に低いと、認知機能障害の発生リスクが3.5倍にも高まってしまいます。
出かけられる場所、出かけたい場所、したいこと、好きな場所は作っておきたいものです。
「きょういく」と「きょうよう」
記事担当:部長さかもと