群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

退院後気を付けていきたいこと

 退院後はリハビリの自主トレーニングを継続するだけでなく、社会生活をしっかり送れることそのものが、フレイル予防、介護予防に繋がります。

 

 下のグラフはフレイルになりにくい群(青)とフレイルになりやすい群(赤)で分け、それぞれに参加しているかどうか割合を調査したものです。

 

 

 習い事、ボランティアなどの地域交流、趣味やスポーツで繋がるコミュニティーの参加割合は、明らかにフレイルリスクが高いシニアの割合がダブルスコア、もしくはトリプルスコアで参加率に差が出ています。

 

 フレイルに陥らないためにも、こういったところへの関わりを持ちたいものですね。

 

 また、社会参加の意義を訴えたスライドを下に示します。

 

 最後に、外出頻度と認知機能障害の発生リスクについてご紹介します。 

 

 

 デーサービスや病院以外の場所への外出頻度が極端に低いと、認知機能障害の発生リスクが3.5倍にも高まってしまいます。

 

 出かけられる場所、出かけたい場所、したいこと、好きな場所は作っておきたいものです。

       

            「きょういく」と「きょうよう」


                            記事担当:部長さかもと