運動前の入念なストレッチングは...
運動のパフォーマンスを低下させます。
例えばジャンプ力ですが、垂直跳び計測の前に静的なストレッチングを行うと、垂直跳びの高さが下がります。
平均で1cmくらいなので、そんなに大きな変化には感じないようなので、長い間気が付かなかったようですが、下のグラフのように、ストレッチングをしない方が数値が伸びます。
このストレッチングはジャンプに直接作用する筋肉を伸ばした場合、影響が大きいようです。
例えば、膝の前側の筋肉や、
臀部の筋肉です。
筋出力に直接作用する筋肉を運動前に伸ばしてしまうと、パフォーマンスの低下が起きますが、この拮抗筋に対して予めストレッチングを行うと、このパフォーマンスを伸ばす可能性があるようです。
従って運動前のストレッチングは絶対にダメという訳ではなく、有効に使えるストレッチングもあります。
方法については、担当理学療法士にご相談ください。
記事担当:さかもと