群馬リハビリテーション病院 リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使し、多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

動脈硬化を進めない

運動習慣のない中高年者に

 

週三回、一回45分、

最大酸素摂取量の6~7割の運動強度、

8週間の有酸素トレーニングをしたところ

 

動脈硬化度が低下した

 

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 ただし、統計的に有意な改善は6w以降ということで、ある程度の期間継続することが大切なようです。

 

cfPWV:頸動脈大腿動脈間脈波伝播速度のこと

    数値が低い方が動脈が柔らかい

 

 

さらに

 

中高年に対して

一回30分、週5回、4週間の全身ストレッチ運動を行った。

 

結果、やはり動脈硬化度が低下した。

 

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baPWV:上腕・足首脈波伝播速度のこと

 

血管が硬く

血管が厚く

血管内径が細いほど

PWVは大きくなる = 動脈硬化が進んでいる  といえます。

 

 

 運動で血管が柔らかくなることは言われていましたが、

 

ストレッチングでも効果があるようです。

 

いわれてみれば、血管も筋肉(平滑筋)ですから、時々伸ばしてやることが大事なようです。

 

動脈硬化を予防すれば、高血圧になりにくく、心臓や脳血管の病気も防げる可能性があるでしょう。

 

血行促進、再発予防にご活用ください。

 

Shumpei Fujie,Motoyuki Iemitsu  Anti-aging effects for arteriosclerosis by exercise and nutrition. Glycative Stress Reserch 2019;6(4):219-226

 

                            記事:さかもと