群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

移動手段の自立

 先週から行っているこのシリーズ、第3弾は移動手段の自立割合についてです。

 データは先日もご紹介した脳卒中患者さん94例で、入院時と退院時、一人で歩けるかを割合で表したものです。

 結果を示します。

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 左側のグラフは、歩行が一人でできる割合を示したものです。入院時2割前後だったものが、退院時には6割を超えています。入院時に歩けなかった8割の患者さんは、その半数が退院までに歩けるようになりました。

 ちなみに歩行自立度の判定基準は、病棟内を一人で歩いて移動しているかどうかです。

 見ていないと転びそうで危ない方や、トイレに行くときだけ歩いている方、手を引いて歩いている方などは、できないに分類しています。

 また、右のグラフは歩行や車椅子を用いて、一人で移動している割合を表しています。

 車椅子自走により一人で移動している割合は実に8割を超えます。

 脳卒中患者さんの内、退院時に実に8割の方が何らかの移動手段を一人で行っているということがわかりました。

 自分のいきたいところまで、自ら移動することができる事は、個人の尊厳にとっても大切なことです。

 リハビリが必要になっても、いきたいところを自分で決め、いきたいところ行けるだけの予備力は持っておきたいものですね。

文責:部長 坂本敦