群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

【群馬県HAL研究会】

 こんにちは!!


 ここ最近は暖かくなったり、雨が降ったり、雪が降ったり(3/8)と天気の変化が忙しいですね。みなさんも体調管理に気を付けてください。
 
 先日、須藤病院で行われた群馬県HAL研究会に参加させていただきました。
 今回はその報告と研究会で挙げられていた内容を紹介したいと思います。
 
 この研究会には群馬県HALを導入している4つの病院(須藤病院、角田病院、内田病院、当院)が参加して年4回行っています。
 内容は、各病院の運用状況や実際にHALを使った患者さんの症例報告・検討が中心です。また、HALの研究~販売を行っているCYBERDYNEの方も参加して下さり、新しいHALのモデルの紹介もありました。
 
 今回は各病院から、筋ジストロフィーギラン・バレー症候群脳卒中片麻痺認知症、脳腫瘍の患者様の症例報告がありました。


 私は今回初めて参加させて頂きましたが、私が思っている以上の適応疾患があるな、という印象を受けました。また、各病院で患者層や環境、使用する歩行補助具などの違いがある中で効果を上げるというのは、疾患の特徴を理解することや、HALを使用する上での設定や環境の工夫が大事だと学びました。
 
当院で今回発表させて頂いたスライドの一部がこちらです。
 (症例検討中の写真を撮るのを忘れてしまいました。)

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 印象的だったのは、質問の中で「どうしたら女性スタッフがHALを使ってくれますか?」というものがありました()。


 HAL本体は10㎏くらいの重さがあります。そのため介入時はHALの重さを軽減するためにセラピストが支えなければなりません。質問があった方からはその点がなかなか女性の方は厳しいのでは?という意見でした。(私が怪力なだけか、あまりその点は気になりませんが・・笑。)

 私が感じる点としては、HALの使用方法や適応疾患が分からないという点です。使ってみたら変わるかもしれない患者さんがそのチャンスを逃してしまうのはもったいないなと思います。講習会や伝達講習などを通してもっとHALに興味を持ったり取り扱えるスタッフを増やすことも今後の課題なのかなと感じました。
  
 もちろん、介入の効果としては改善ばかりではありませんが、動きが無いところからでも動きを引き出す、より患者さん本人の意図と動きをマッチさせた運動ができると言った利点は、機能を高めていく上でとても有用なものではないかと感じています。


 私もHAL班の一員として、今後はもっとたくさんの患者さんやご家族、スタッフにHALを広めていきたいと思います。
  
記事担当:PT加邉