体から脂肪の重さを抜いた体重を、除脂肪体重といいます。
これは筋肉の量と同じ意味で使われています。
また、この体重は60代になると減少幅が拡大するといわれています。
筋肉の量が減るということですね。
では、なぜ筋力の減りが大きくなるのでしょうか。加齢というだけでは、説明がつきません。
これは、仮説の域をでませんが、60代のイベントが作用しているように思います。
そのイベントとは・・・停年です。
停年により、仕事をしなくなることで、一日の歩行量が減少します。
従って、全体では減少幅が大きくなるのではないでしょうか。定年後でも継続的に体を動かしている方も多くいらっしゃいますが、かなり気をつけて運動しないと、毎日の運動量を確保することは難しいでしょう。
以前の記事やツイートなどでも述べていますが、一日4000歩は体力を落とさない最低ラインと考えられます。
これは病気や怪我で入院中の方でも同じです。
一日でもはやく通常の生活に戻れるよう、歩行量も上げていきましょう。