2024-03-08 運動器のリハビリ 運動器リハビリテーション料の対象となる患者 ア 急性発症した運動器疾患又はその手術後の患者とは、上・下肢の複合損傷(骨、筋・腱・靭帯、神経、血管のうち3種類以上の複合損傷)、脊椎損傷による四肢麻痺(1肢以上)、体幹・上・下肢の外傷・骨折、切断・離断(義肢)、運動器の悪性腫瘍等のものをいう。 イ 慢性の運動器疾患により、一定程度以上の運動機能及び日常生活能力の低下を来している患者とは、関節の変性疾患、関節の炎症性疾患、熱傷瘢痕による関節拘縮、運動器不安定症、糖尿病足変等のものをいう。 いきなり難しい言葉が並んでしまい恐縮です。 人工関節置換や骨折などに対する運動器リハビリが、2024年6月から制限を受けることになり、1日6単位の提供が上限になります。 今までは上限3時間のリハビリができましたが、これからは1日上限2時間までの個別リハビリに制限を受けることになりました。高年齢の方が多いので、リハビリの進み具合などに困難が予測されますが、当院では医療体育で集団リハビリを実施していますので、こちらでもさらなるカバーをしながら、リハビリを進めたいと思います。 水中運動や、集団体操など、いくつかのメニューを用意しておりますので、ご理解とご協力をお願い致します。 追伸 中医協が提示した、6単位上限の根拠です。 リハビリの効果をFIMだけで判定するとこういうことになるのかもしれませんが、残念です。 今後も当院の回復期リハビリを宜しくお願いします。 記事担当:部長さかもと
ア 急性発症した運動器疾患又はその手術後の患者とは、上・下肢の複合損傷(骨、筋・腱・靭帯、神経、血管のうち3種類以上の複合損傷)、脊椎損傷による四肢麻痺(1肢以上)、体幹・上・下肢の外傷・骨折、切断・離断(義肢)、運動器の悪性腫瘍等のものをいう。
イ 慢性の運動器疾患により、一定程度以上の運動機能及び日常生活能力の低下を来している患者とは、関節の変性疾患、関節の炎症性疾患、熱傷瘢痕による関節拘縮、運動器不安定症、糖尿病足変等のものをいう。
いきなり難しい言葉が並んでしまい恐縮です。
人工関節置換や骨折などに対する運動器リハビリが、2024年6月から制限を受けることになり、1日6単位の提供が上限になります。
今までは上限3時間のリハビリができましたが、これからは1日上限2時間までの個別リハビリに制限を受けることになりました。高年齢の方が多いので、リハビリの進み具合などに困難が予測されますが、当院では医療体育で集団リハビリを実施していますので、こちらでもさらなるカバーをしながら、リハビリを進めたいと思います。
水中運動や、集団体操など、いくつかのメニューを用意しておりますので、ご理解とご協力をお願い致します。
追伸
中医協が提示した、6単位上限の根拠です。
リハビリの効果をFIMだけで判定するとこういうことになるのかもしれませんが、残念です。
今後も当院の回復期リハビリを宜しくお願いします。
記事担当:部長さかもと