群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

雪道での歩き方を学ぶ!転倒リスクを軽減する

こんにちは、作業療法士の蟻川です。

連日寒いですね。当院でも何度か雪の降る日がありました。雪が降ると、足元が滑りやすく、転倒のリスクが普段よりも跳ね上がります。そこで、今回のブログでは雪道の歩き方を紹介したいと思います。

冬期の転倒防止活動に取り組んでいるウインターライフ推進協議会(北海道札幌市)では、雪道で転ばないための心得として、次の5つを挙げています。

(1)小さな歩幅でそろそろ歩く
(2)靴の裏全体を路面につけて歩く
(3)地面に垂直に踏み出し体の重心をやや前に
(4)余裕をもってゆっくり歩く
(5)歩き始めと歩く速さを変えるときが要注意

 

雪道に慣れている人は、無意識の内にこのような歩き方をしているかもしれません。

なるべく足の裏全体が地面と接触している時間を、長くキープすることがポイントかと思います。ペンギンの歩き方をイメージすると良いかもしれません。

また、重心をやや前に置くことで、足の指を使って踏ん張りを効かせることができます。

雪に負けない歩行方法を心掛け、転倒が無いようお気をつけください。

                         

                            記事担当:OT室 蟻川