群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

大浴場での安全な入浴の実現

 少し前の話になりますが、10月26~27日にリハビリテーション・ケア合同研究大会で演題発表を行ってきました。

 

            

 

 広島県平和記念公園内にある広島国際会議場で2日間にわたり開催され

「Enjoy your Life!~参加を育む だから攻めよう リハビリテーション~」というテーマで全国から多くの方が参加されました

 

         

 

 コロナ禍以降なかなか県外の学会に参加することができなかったのですが、久々の学会はやっぱりたくさんの学びと刺激を受けることが出来ました

 

 今回は当院の大浴場を患者さんが安全に利用するため我々リハビリテーションスタッフが統一した評価を行った取り組みを発表させていただきました

 

      

 

 当院は自立患者さん向けに大浴場が設けられていますが、自宅の浴室とは広さや設備が異なるため、歩行能力やバランス能力も当然高いものが要求されますし、ルールや他者への配慮などのマナー・モラル面も必要になります。

 

 これらの多岐にわたる評価点を一定の基準を設けられるように評価方法を統一した取り組みを発表させていただきました

 

 患者さんの中には「また旅行行きたい」「行きつけの温泉に行きたい」と希望される方も少なくありません。入浴は日常生活動作の中でも転棟などのリスクが高めの作業ですので、これらを入院中からしっかりと評価でき、安全に入浴できることは患者さんの参加を促すことにも繋がると思いますので、今後ともこういった取り組みは進めていけるよう頑張っていく所存です

 

          

 

      記事担当:奮発して広島名物のあなご飯を食べてきた 作業療法士 壱