~横Pの3分間クッキング?~
秋の声が聞こえる美しい季節が到来する中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年は中秋の名月と満月が重なり、中之条は雲が多かったものの、帰り道には綺麗な月が顔を覗かせ、思わずコンビニでお団子を買って食べながら趣を感じさせて頂きました。月が二つ出ているねと身内にしかわからないネタを同僚に言われることもありましたが、それもまたご愛嬌ということで笑。
ということで徐々に秋も深まり、食欲の秋もますます盛んになるということで、今回はかつてチャーシューを作ってブログに乗せた同期にならい、横Pの3分間クッキングを乗せようかと考えました。
が、2番煎じは独創性に欠けるのと上からNGが来そうなので、今回はダイエットに最適な鶏肉からわかる理学療法の蘊蓄を少し語らせて頂ければと思います。
さて、料理をする方々はよくわかると思いますが、鳥の胸肉には、皮を剥がすと皮と肉の間に薄い膜があります。
その薄い膜は筋膜(facia)とよばれ、鳥だけでなく、私たちの皮と筋肉の間にも存在しています。
その筋膜は筋肉を保護し、力を入れるときに入れやすくしたり、血管や神経などを支えたりと、私たちの身体を包み込むパワードスーツのような役割を果たしているのです。
この筋膜自体が何か大きく動けなくなるといったことの原因になることは少ないですが、この筋膜がねじれたり、固くなることで、身体の動きが動かしにくくなったり、十二分に力が発揮できないといった事態も引き起こされるため、自分達理学療法士の中にはその筋膜を整え、一番良いパフォーマンスに戻す、筋膜リリースといった手法を用いる療法士もいます。
一時期テレビでよく取り上げられたこともあり、スポーツ用品店などでも一人でリリースを行うボールやローラーを扱っているところもありますね。あまり大がかりな道具はいらないため結構簡単に出来たりと利点も多いです。
もう少し筋膜リリースを深堀していくと、アナトミートレインといった考え方等あり、色々語りたくなる欲はありますが、トレインだけに脱線する未来しか見えず、浅学菲才の身で語るにはおこがましいくらい深い内容ですので、ここらで筆を折らせて頂ければとおもいます。興味があれば是非、深掘りしてみて下さい!
記事担当:トリニクって鳥肉じゃなくて鶏肉だと改めて気づいた昭和生まれのPT横田