みなさんこんにちは!
だいぶ寒くなって参りましたね><
体調にはより一層お気を付け下さい!
前回、記憶障害のお助けとなるメモリーノートについて紹介させていただきましたが、今日は、実際にリハビリで実施している練習について一部紹介させて頂きます!
記憶の練習には、視覚イメージ法、連想法、物語作成法、ペグ法、PQRST法など、様々な方法があります。
私達も日常生活の中で、自然と覚えやすい事、何度繰り返しても覚えにくい事など色々ありますよね。
例えば、すれ違った車のナンバーをすぐに覚えられる人、友人達の誕生日を一度聞くと忘れない人、一度通った道でも覚えられる人などなど…その逆に、何度言われても覚えられなかったり、何度同じ道を通っても覚えられなかったり…記憶にまつわる得意不得意もあります。
私自身も、記憶自体は苦手ですが、エピソードとして記憶することで覚えやすく、ひとつ思い出すと関連して覚えた内容が思い出されます。
リハビリとしても、患者さんが覚えやすい方法を一緒に模索し、練習していきます。写真のカードは、何枚か提示しエピソードや語呂などで覚えていただき、覚えた直後に答えていただいたり、何か別の作業をして時間が経過した後に思い出してしただいたりもしています。
苦手な事の練習は、ストレスにもなりやすいかもしれませんが、患者さんも一生懸命頑張って下さっています!
楽しみ要素も取り入れながら苦手な事が少しでも苦手でなくなるように一緒に練習していきたいと思います。
OT下田