NASVAとは、独立行政法人自動車事故対策機構の英訳名(National Agency for Automotive Safety & Victims' Aid)の略称です。
以下HP( https://www.nasva.go.jp/index.html )
人と車の共存を理念として、自動車事故の発生防止及びその被害者への援護のために、【守る】【防ぐ】【支える】の業務を行っている機構です。
当院もこのNASVAの理念とともに短期入院協力病院として活動しています。
少しでも自動車事故の後遺症で大変な思いをしている方・家族のお手伝いをしたいと考えています。
2週間程度の短期になりますが入院に必要機器等を相談させてもらい、当院のリハスタッフ、利用者さん・ご家族とよりよい一歩を踏み出していきたいと考えております。
ご参考までになりますが、以下のような理由で利用されている方もいらっしゃいます。(当院に限ったことではありません。)
利用者の中には、訪問看護を確保しづらい年末年始などに利用や、子離れの一環で利用される方もいらっしゃいます。
また、今後に向けて何もないうちから、いざという時に安心して任せることのできる病院や施設を探したり、試したりしている方もいらっしゃるようです。
いざという時には試す時間もありません、全く知らない環境は慣れるだけでも負担になることがあります。複数の病院や施設を確保しておくと、選択肢も広がり、急な利用においても空きが見つかりやすいと思います。
自分の体のこと、介護休暇、今後の安心の確保など様々な理由があると思います。そんな時に当院が少しでもお役立ちできれば幸いです。ご連絡お待ちしています。
一緒に頑張って行きましょう>▽</
【助成制度について】
短期入院に際しては、介護料の受給資格を有する方に短期入院の助成制度があり、金銭的負担を減らすことができます。
受給資格の認定を受けた方が、治療及び養護を目的として病院等に短期間の滞在(原則として、1回の入院・入所が2日以上14日以内)をした場合には、1回の入院入所ごとに次の費用を、年間45万円以内(45日以内)の範囲内の範囲であれば、複数回の短期入院・入所に適用できます。
※レスパイト:介護を行う家族等が一時的に介護から解放され、休息を取れるようにするものであり、介護者が病気の場合や急な用事又は日頃の介護疲れの軽減等を目的とするものです。
[支給対象費目]
①入退院・入退所時における移送費として自己負担した額
②室料差額及び食事負担金に要する費用として自己負担した額
(1日あたりに換算して1万円が上限額)
③短期入院・入所利用時のヘルパー等の付き添いに要した費用として自己負担した額)
対象となる方は、介護料受給資格をお持ちの全ての在宅介護の方になります。
記事担当:PTおおまえ