8月上旬にも似たような報告をしていますが、表がわかりにくいという指摘をいただきました。
少しだけ改善を試みましたので御覧ください。
変形性股関節症では、痛みに耐え、なんとか歩いて来た方が多いと思います。股関節が痛い場合では、できる限り股関節を動かさずに体重を支えたり、歩いたりすることができるようになっています。
これを長期間繰り返すと、ほとんど股関節の動きを伴わずに歩くことができるようになっていきます。
赤いグラフが術側、青いグラフは非術側(健側)です。左右股関節の動きを比較するとよくわかりますが、屈曲伸展ともにグラフの幅が1/7くらいになっています。手術が終わり、リハビリ病院に入院し、歩行器で歩けていますが、股関節の動きの左右差が非常に大きいことがわかると思います。
入院して一月ほど掛かりましたが、術側の赤いグラフがかなり大きくなっているように思います。
振幅の大きさは開始時の3倍くらいになりましたし、筋力がかなり弱くなっていましたが、少しづつ動かし方を思い出しているようです。
また、術側が動くようになったことで、非術側の動きが小さくなり、健側への負担が減っていると考えています。この結果、非術側のグラフの振幅が小さくなっていることにお気づきでしょうか。
さらに、開始時と比べ波の数が増えています。これは、同じ時間で計測していますので、脚の運びが速くなっていると言えます。
この評価についてはHONDA歩行アシストを利用しましたが、一月ほど治療機器として用いることで術側の脚が動かせるようになったのでしょう。
昨年までは人工関節置換術後、回復期リハビリをせずに自宅退院されている方が多かったように思いますが、今年はかなりの人数がお見えになっております。股・膝の人工関節術後のリハビリは、是非回復期をご利用ください。
記事担当:部長さかもと