群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

プロテインって

 プロテインと聞くと、ボディービルダーやごく一部の人が摂取している物と想像されるかもしれません。

 

 プロテインは日本語では「タンパク質」と訳されます。語源はギリシャ語の「プロティオス」からきていると言われ、「プロティオス」は日本語で「1番大切なもの」という意味です。

 

 タンパク質は人間に必要な三大栄養素の1つで、生きていく上で欠かせないエネルギー源となっています。タンパク質は私たちの臓器をはじめ、骨や筋肉、皮膚や毛髪、爪や歯などの生成に使われています。

 

 必要量については、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」で基準が出されています。成人だと健康的な生活を送る上で最低限必要な量は、体重1kgあたり1gとされています。運動をあまりしない、運動強度は低い方は基本的にはこの量で問題ないそうです。しかし筋肉をつけたい人や、アスリートの人は基本的には1kgあたり2g必要と言われています。

 

 「1番大切なもの・私達の体を生成しているもの」と考えると、ごく一部の人だけが摂取するものではないと分かると思います。

 

 シェイカーを使っての摂取に抵抗ある方は、プロテイン入りのシリアルバーやヨーグルトも発売されているので、そちらから始めてみてもいいかもしれません。また夜の飲酒をプロテインに置き換えることで、健康面・コスト面を考えるとメリットが多いと思います。

 

 この記事でプロテインに対するイメージが少しでも変わってもらえれば嬉しい限りです。

 

 私だけかもしれませんが、プロテインと言語聴覚療法(摂食・嚥下面)には通じる点があると思っています。

 それは、「だま」(粉が水分によく溶けないでできる、ぶつぶつのかたまり)が出来ないように作ることです。

 プロテインはシェイカーでよく振り、トロミ水はマドラー等でかき混ぜたりして作ります。

 「だま」があると口の中に残ったり、口の中で粉が拡散したりで美味しいとは言えません。

 誤嚥防止のためのとろみ剤(増粘剤)についても同じです。

 誤嚥を防ぐためには、「だま」にならないようとろみ剤を均一に混ぜておく必要があります。「だま」が残っていると、誤嚥しやすいといわれます。

 

 「だま」の有無で一喜一憂してしまうのは、一種の職業病かもしれませんね。

 

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                    記事担当:ST日野