はじめまして!
新人理学療法士の小向です。
今回初めてブログを書かせて頂くことになりました。
よろしくお願いします!
今回のテーマは姿勢と呼吸についてです。
なぜこのテーマにしたかというと、群リハの周りは坂道が多く、
毎朝、駐車場から病院に来るだけで息が上がってしまいます…。
息が上がった後に呼吸を整えると思うのですが、
その時の姿勢で効率の良いものを調べてみました。
呼吸を整える上で、いちばん効率の良い姿勢は、
手を膝や壁につき、体を前傾させた姿勢です。
ただ、前傾しすぎるのもよくありません。
前傾しすぎると、腹腔内圧・横隔膜が上昇してしまうので、
肺に入る空気の量は減少してしまいます。
理想は、手を膝や壁についた状態で、60度ほど前に傾く姿勢です。
60度前傾すると、胸部周囲径が増加するので、肺に入る空気の量が増加します。
また、手を膝や壁につくことで、約7~8kgある上肢と肩甲帯の重みを除去することができ、胸部の負担が減少します。その分、胸部周囲径が増加し、肺に入る空気の量も増加します。
坂道を登った後や運動後など、呼吸を整える時にぜひ試してみて下さい。
拙い文章ですが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
記事担当:PT小向