群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリを施行。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

鬼滅の呼吸にあやかって

 最近話題の『鬼滅の刃』ですが、今年の流行語にノミネートされたり映画も24日間で興行収入200億円突破したり、日々話題になっていますね。

 

 今回の話題は、その鬼滅の刃でよく聞く【呼吸】についてです。

 

 呼吸。。。。。。。

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 腹式呼吸、胸式呼吸はよく聞くと思いますが、今回は【IAP呼吸】についてです。

 

 山田知生著『スタンフォード式疲れない体』でも紹介されている呼吸法です。

 

 「IAP」とはIntra Abdominal Pressureの略です。

 「Intra  Abdominal=腹腔内(人のお腹のなか、胃や肝臓などの内臓をおさめる空間」「Pressure=圧力」から日本語では「腹腔内圧(ふくくうないあつ)」と呼ばれています。

 

【方法】

★座った状態での方法

初めに姿勢良くリラックスした状態で椅子に座ります。

➀5秒かけて鼻から息を吸い込みます。

そうすると自然とお腹が膨らんで腹腔内圧がかかる状態になると思います。

 

②息を吐くのですが、ここからが重要です。

普通息を吐くとお腹は凹んでしまうと思います。

[Key]ただそこでお腹に力を入れ、お腹が凹まないようにして5~7秒かけて息を吐きます。

これが結構大変です!! 無理は禁物です(><)

 

③息を吐き切ったら一旦お腹を緩めてください。

 

④これを5回繰り返すというのが「IAP呼吸法」です。

 

 1日1回、寝る前がオススメです。

 

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どんな効果があるんでしょうか??

【効果】

・腹圧が高まることで、体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定する

体幹と脊柱が安定すると、正しい姿勢になる

・正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる

・中枢神経と体の連携がスムーズになると、体が「ベストポジション」(体の各パーツが本来あるべきところにきちんとある状態)になる

・体が「ベストポジション」になると、無理な動きがなくなる

・無理な動きがなくなると、体のパフォーマンス・レベルが上がり、疲れやケガも防げる

 

 このような好循環に近づくことができるとされています。

 

 血圧が高い方、呼吸器に疾患のある方は無理せず主治医にご相談ください。

 

 コロナでなかなか運動ができない、体力が落ちたと感じる方は「IAP呼吸法」から始めてはいかがでしょうか。なにしろお金もかかりません。

 

 呼吸は成人で1分間に12~18回です。一日では20,000回を超えます。

 呼吸を整えるのもより良いからだ作りになるでしょうい。

 

 全集中常中で行きましょう♪(笑)

 

                          記事担当:PT大前