医療ガスというと、真っ先に思いつくのが亜酸化窒素などの麻酔だと思いますが、当院はリハビリを中心に医療が構成されているため、麻酔等のガスはまず使われることがありません。
今回の研修では酸素療法を中心に、安全に使うための考え方について講義していただきました。
研修では、主に活用している酸素供給設備について話があり、酸素の支燃性について、危険性を訴えていただきました。
上の絵にあるように、かなり激しく燃えています。
ここからもわかるように、火気は厳禁です。
ちょっとだけもダメですよ。
マルホンさんに、多くの資料を用意していただき、講義していただきました。酸素、吸引、圧縮ガスの適正使用に努めたいと思います。
当院の酸素療法は主に慢性閉塞性肺疾患等で、通常の空気だけでは呼吸できなくなった患者さんに用いています。
ただ、使い方を間違えるだけで二つ上の絵のように炎上してしまうことがあるので気をつけて使いたいものですね。
体内へ酸素供給が低下している患者さん以外に利用しても、動きが速くなったり、頭の回転が良くなったりすることはありませんので、ご了承ください。
記事担当:部長さかもと