【集団体操】
今世紀に入る前、集団療法としてリハビリテーションに実施が、診療報酬として認められていました。その頃は多くの患者さんが体育館を活用し、入院や外来で利用し、社会復帰されていました。
しかしその後、集団リハビリが認められなくなりましたが、当院ではその後も集団訓練を継続的に実施しています(入院患者さんのみ)。
集団療法を行うと、患者さん同志での交流が増え、自発的なピアカウンセリングを促すという効果があります。
退院後、患者さん一人で個人的に自宅で体操を行っていても、成果が十分に上がらないかもしれませんが、入院中練習した仲間と一緒に活動すれば、3日坊主で終わらず、ある程度の期間継続できるでしょう。
退院後患者さん同志で連絡を取り合っていることも多いようです。
こうした患者さん同志のつながりは長期的にみて、介護予防にもつながると考えます。
最近では、股関節周囲の筋肉を強化する体操や、腰痛予防のための体操などを組み合わせて、足腰体操として実施しています。
記事担当:部長さかもと