群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

名も寂し暮坂峠

10月だというのに真夏のような暑さが続いていますが、さすがに朝晩は気温が下がってきました。何とも季節感がつかみづらく体調を整えるにも一苦労しますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

先日の台風18号が去って久しぶりに天気のいい休日となったため、暮坂峠まで足を運んでみました。

 

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沢渡温泉入口を右へ入ると当院、暮坂峠は左方面

 暮坂峠は当院のある中之条町沢渡地区から県道55号線を草津方面に上り、中之条町とかつての六合村(現在は当該町村同士が合併)との町村境に位置します。

 

 峠を抜けて六合地区から草津温泉にも抜けることができ、かつては草津温泉沢渡温泉をつなぐ重要なルートだったようです。

 

ところで、当院には温泉棟があり、入浴動作が自立されている患者さん(医師から温泉の入浴許可が得られた患者さん)がリハビリの日々の疲れを沢渡の湯で癒しています。

 

沢渡温泉は、古くから草津温泉と結ばれ,かつては草津の湯ただれの直し湯 (仕上げ湯) として栄えたそうです。

 

そんなちょっとした歴史など、自分の知る範囲でリハビリをしながら患者さんにお話しさせてもらうことがよくあります。

 

暮坂峠は、沢渡温泉を語る?上で必ず登場する場所です。

 

そして、暮坂峠といえば、歌人若山牧水です。

 

峠の頂上には、若山牧水の詩碑とマントを羽織った旅姿の牧水の像が草津白根方面を向いて立っています。

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暮坂峠の標高は1088m

 

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草津白根方面を見つめる若山牧水

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牧水が見つめる先の風景

 若山牧水と暮坂峠の関係については沢渡温泉組合のHPで詳しく説明されています。

 沢渡温泉組合HP:(https://nakanojo-kanko.jp/sawatari/spots/暮坂峠・牧水歌碑/

 

上野(かみつけ)の草津の湯より

 澤渡(さわたり)の湯に越ゆる路

  名も寂し暮坂峠

 

 暮坂峠の詩碑に刻まれた「枯野の旅」という詩の最後の一節です。

 

 いいですね~・・・(笑)

 

 現在は、草津へのルートとしてはマイナーなルートになるとは思いますが、風情が感じられて県内の数ある峠の中でも、個人的にとても好きな峠の一つです。

 

 これから紅葉の時期は特におすすめです。

 

 当院は山間部にあるがゆえに自然と季節の変化を感じやすいのは当然なのですが、自然には風情が感じられます。

 

 そんなことを患者さんに伝えながらリハビリに当たるのも楽しいと感じたりします。

 

 もちろん、リハビリの手は止めないように気を付けたいとは思いますが・・・

 

                           理学療法士 山本