群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

温泉療法

寒さが身にしみる季節になって参りました。


ここ群馬リハビリテーション病院周辺の紅葉も、そろそろ終わりです。


寒さが厳しくなってくると、恋しくなるのが温泉です。


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沢渡温泉源頼朝が訪れ、入浴したとの伝説があるほど古く、大正時代では若山牧水など文化人が訪問しているとされています。


当院も55年前の開設当時より温泉病院として、温泉療法を取り入れ心身のリハビリテーションを行ってきました。

 

温泉は古くから湯治・療養の場として用いられています。


入浴することは身体の清潔を主な活動目的としており、美容目的で入浴される方以外は短い時間で終了することが多いようですが、

温泉入浴ともなると入浴時間が長くなり、さまざまな効果がより得られやすいようです。


特に慢性疼痛における温泉療法は科学的にも効果があるとされ、

 

さらに温泉の医学的作用として、温熱作用も挙げられます。


温熱作用は①血行改善、②疼痛閾値の上昇、③加温によるコラーゲン繊維の柔軟化・筋緊張の低下などがあるとされます。


この温泉の温熱作用とリハビリテーションの相乗効果で、痛みを軽減し、関節可動域を拡げ、関節に対しての負担を減らしたり、筋肉の柔軟性を回復し、合わせて筋力増強する運動も行っています。


また温泉の効果としては、疼痛の誘因となる心理的要因にも作用し痛みが軽減するとも言われます。

 

当院では、自立浴(入浴、更衣、移動動作が安全にご自分でできるかをセラピストが確認し自立と判断された患者さん対象)、座位浴(座位が安定していて洗体、移動に介助が必要な患者さん対象)、臥位浴(座位が取れず寝たままでの介助浴)があります。


自立浴では毎日、座位浴・臥位浴でも週3回の入浴を実施しています。


古くから温泉病院ということもあり、入浴には力を注いでおり、週3回の入浴ができる医療機関はほとんど存じ上げません。


温泉の効用もリハビリテーションの効果を上げる一因と私たちは考えております。


                                  担当記者 PT杉田