群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

日常にワクワクやハラハラを ~ドーパミンの効果について~

 

先月、前橋でサーカスを観覧してきました。

 

 

目の前でジャグリングや火を噴くパフォーマンスが披露された他、金網の球体の中をバイクで駆け巡る演目、大車輪、空中ブランコなど迫力のあるショーがたくさん繰り広げられ、とても感動しました。

途中、観覧している側が思わず目を塞ぎたくなるようなパフォーマンスも多々あり、「心臓に悪い…」とハラハラしたのですが、またいつか観たいと思いました。

 

  

 

話は変わりますが、ワクワクしたりハラハラしたりすると、脳内では『ドーパミン』という物質が分泌されるようです。

ドーパミンが分泌されると、「幸せを感じさせる」「集中力を上げる」「ポジティブな思考に導く」といった効果を得られます。

このような作用が、「また見たい」「もっとやってみたい」といった気持ちにさせます。仕事や勉強をする上では作業の効率が上がりそうですね!

 

また、ハラハラしたり不安になる時に脳がフル回転するというハーバード大学の研究結果もあります。

さすがに常に綱渡りのような状態でいるのは心臓が持たないかもしれませんが、いつもと違う行動をするだけでも、脳は「ワクワク」「ハラハラ」の状態になるとのこと。

例えば、いつもとは違うお店に買い物に行ってみる、いつもお家でごはんを食べている方は外食をしてみるだけでも、ドーパミンが分泌されるようです。

カフェで作業すると集中できるという方は、もしかすると非日常を体験することでドーパミンが働いてくれているからかもしれませんね!

 

仕事や勉強が立て込んでいる時こそ、いつもと違うことを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

記事担当部署:ST室