脳卒中と冠動脈疾患にならないようにするための生活習慣を8つほど示します。
1.果物の摂取は1日1回以上
2.魚の摂取は1日1回以上
3.牛乳はほぼ毎日摂取
4.運動、週5時間または歩行は1日1時間以上
5.体格指数(BMI)は21~25kg/m2の範囲で維持する
6.アルコール摂取量<46.0g/日
7.喫煙しないこと
8.睡眠時間は1日あたり5.5~7.5時間とする
この8つのうち、ほとんどあてはまる人と2つ以内しかあてはまらない人を比較すると、7-8個あてはまる人の脳卒中発症率は、2個以内の人と比較して男性で1/3、女性で1/4だったそうです。
生活習慣を改善する事によって、脳卒中や冠動脈疾患が防げるということです。
これは2012年の論文ですが、最近の傾向ではアルコール摂取量はもっと少なくなっている印象があります。
全身の血管を保護するために、8つの習慣に留意して上手に生活したいですね。
記事担当:部長さかもと
Eri Eguchi : Healthy lifestyle behaviours and cardiovascular mortality among Japanese men and women: the Japan collaborative cohort study , Eur Heart J. 2012 Feb;33(4):467-77