群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

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寝苦しい夜の対策

 暑さがやっとひとやすみというところですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 今回はOTが寝苦しい夜の対策と題して記事をまとめてくれたので、ご紹介します。

 

 

 エアコンを使っていても寝苦しい事はありませんか?

 その原因としては「湿度」が高くなる事でジメジメした状態となり、途中で起きてしまう事があるかと思います。

 

 「室温」だけでなく、もう一つ重要なのが『湿度』のコントロールです。快適な睡眠には、湿度50%前後が理想といわれますが、多湿の日本では湿度を下げるだけで快適度は段違いになるので、無駄に温度を下げてしまうということもなくなります。


 エアコンの「ドライ」や「冷房除湿」など湿度を下げる機能を使って、部屋の室温だけでなく湿度も下げておくことがポイントです。エアコンの除湿機能を使う他にも、除湿機があるご家庭なら、エアコンと併用して湿度コントロールするのもおすすめです。

 

 一般的には筋肉の量によってエアコンの温度調整も必要となるといわれています。

 だいたい成人男性25.0℃、女性26.0℃が適切な温度だそうです。

 

 入浴の時にもお話していますが、体の中の温度(深部体温)が下がって来ると、人は寝付きやすくなります。

 ただ、下げすぎても寝られなくなってしまうので、注意が必要です。

 

 このように冷房を使いっぱなしだと、朝まで少しずつ深部体温は下がっていきます。

 

 従って、設定温度高めで、湿度を低めに設定するか、下の図のようにしても良いでしょう。

 

 就寝時から3時間程度のタイマー設定でエアコンを利用します。

 

 朝、寒くて起きるようだと当日は体がだるいまま過ごす事にもなってしまうので、このような方法も参考に、自分の快適を探していただきたいと思います。

 

 熱中症にも気をつけて、安眠出来ることをお祈りします!

 

 

                                 記事:OT金谷