みなさんこんにちは!PT伊藤です。
当院では、リハビリ職員それぞれがグループに分かれ、興味のある分野について研究し発表する「プロジェクト」というものがあります。
今回は私が所属しているウェルネスラボの活動についてご紹介させていただきます。
まず、プロジェクト名にもなっている「ウェルネス」とは、健康(ヘルス)を基礎として豊かな人生をデザインしていくこと、自己実現を表しています。
ウェルネスラボでは情報提供、臨床研究、運動指導など様々な活動をしていますが、いずれも目的はQOL(Quickly of life:生活の質)向上とし、幅広くも一貫性をもって活動しています。従来から患者さんに還元できる素晴らしいプロジェクトが活躍されていますが、ウェルネスラボはQOLという視点で患者さんはもちろんのこと、職員にも目を向けて企画を練っています。
その中で昨年度は理学療法ハンドブックを引用して「学んでみよう!理学療法士が教える○○シリーズ!」と題し、資料を作成して希望があった患者さんに配布させていただいています。内容としましては、疾患や障害についての概要、日常生活のポイント、運動プログラムの紹介などなど、分かりやすくまとめています。
今回は以下の13項目について資料を作成しました。
①健康寿命
②尿失禁
③転倒予防
④女性のライフステージ
⑤脳卒中
⑥心不全
⑦糖尿病
⑧認知症
⑨変形性膝関節症
⑩人工股関節全置換術
⑫リウマチ
⑬腰痛
当院内のみの配布となってしまうのですが、入院されている患者さんとそのご家族様等、ご興味お持ちいただけましたらぜひぜひ!リハビリ職員にお声がけ下さい!
ウェルネスラボの今後の展望としては、骨盤底筋エクササイズの介入効果の研究や新たな疾患を対象とした実態調査などを進めていく予定です。
いつまでも元気な身体で過ごせるよう予防や対策を学び、自分らしく身体・精神ともに健康で輝く人生にしていきましょう♪
記事担当:PT 伊藤