みなさん今年も梅雨がやって参りました。
今年は例年に比べ、二週間ほど梅雨になるのが遅かったそうです。
毎年この嫌な時期になると、体調不良になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はその体調不良「気象病」が原因かもしれません
私たちの体は、知らない間に天候の影響を受けているそうです。
天気予報などでもおなじみの「気温」、「気圧」、「湿度」これらの変化は、人間の体に影響を及ぼす原因でもあります。
特に梅雨の時期は、季節の変わり目で、雨が続いたり、晴れと雨を頻繁に繰り返したり、と日ごとの気圧の変化が激しい上に、気温差も激しい時期でもあるので、これが体に大きな負担やストレスになるのです。
気象の変化が体調に影響を与えることで何らかの症状を発症したり、悪化させたりする病気を「気象病」と言います。
「気象病」の症状
代表的な症状としては、古傷の痛み、頭痛、関節リウマチ、神経痛、気管支喘息などがあり、梅雨時期の症状としては、やる気が出ない、手足が冷える、肩がこる、身体がだるい、頭痛などがあげられます。
気圧が低くなると、体の組織がむくんだり、自律神経のバランスが崩れるなどの変化が起こります。 気管支喘息の人は、気道がむくんで空気の通りが悪くなったり、痰などが増えて、急激に呼吸が苦しくなることが多くなるそうです。
また、むくんで膨張した組織に神経がふれることで神経痛の原因になったり、手足の血行が悪くなる一方、脳の血流が増える為に、頭痛を引き起こす事もあります。
気象病の改善・予防には気象の変化に負けない体作りが大切だそうです。
体育会系な考えですが具体的にどのようなことをやれば良いかというと
・水分や塩分をとり過ぎない
・ストレッチやマッサージで血行促進
・バランスの良い食事をとる
・適度に日光にあたる
・睡眠を良くとるなど
基本的な生活習慣を正しましょうといった内容でした。
水分や食事をとる際には、窒息や誤嚥にお気を付け下さい。
記事担当部署:ST室