ようやく長い梅雨が明け、夏本番に到来しました。夏バテしないように気をつけたいですね。
今回は、「嚥下内視鏡検査」についてご紹介します。
何度かブログで登場していますが、嚥下内視鏡検査(以下VE)とは、
実際の飲み込みの様子を見ることができる検査です。
カメラを鼻から入れさせて頂き、直接映像で食べた後の喉の様子はどうなっているのかをみます。
VEの時は、実際に水分を飲んだり食べ物を食べて頂きます。
これは、お水なのですが喉にいれた際に見やすいよう、緑色に着色させて頂いています。味は、普通の水と変わりません。
食事の写真です。
患者さんによりますが、ゼリー・ムース食・ペースト食・普通食など様々な食事の形態を用意して臨みます。
一番安全に食べられるものをみつけていきます。
そして、食事の訓練をスタートさせます。
VEの記録はこのような用紙に記載しています。
ムセが無いか、喉に食べたものが残っていないか、気管の方に入っていないかなどをしっかり確認するので安心です。
喉の様子は実際目で見えないので、VEの存在は有り難いです。
VEで確認してから食事訓練を行う事で、患者さんも安心してご飯を食べることができます。
担当記者:ST真庭