全介助の患者さんであっても、ベッドから車椅子、車椅子からベッドからも移乗する必要があります。
こんな時に、力任せに移乗介助を行っていたのでは。腰を悪くするのには時間の問題であると言えるでしょう。
こんな時は、リフターを使います。
まずは、座位姿勢のまま、スリング(吊り具)をつけます。
フックをすべて引っかけ、つり上げると右の絵のようにつり上げることができます。
実際にやってみました。
モザイク掛けたら、我ながら目が凶悪で少し怖い(笑)。
でも、怖いお兄さんでもつり上げる事ができました。
モリトーさんのご協力により、3週間弱お借りする事ができましたので、セラピストは使ってみることをおすすめします。
スリングでつり上げる事によって、リラックスできたという症例もいるそうです。このような機器も上手に活用して行きたいものです。
記事担当:部長さかもと