群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

肩こり

お寒うございます。

こんな時期は体が縮こまって、肩凝りを訴える方が増えてきます。

日常生活の中では、腕を肩よりも高く上げる動作をすることがないですから、肩の筋肉が硬くなり、姿勢の悪さも関係して肩凝りが出てきても仕方がないのかもしれません。

しかし、肩凝りは不快感や痛みを伴い、場合によれば頭痛も引き起こすことがありますので、いたくなる前に対策を打っておいた方が良いでしょう。

そこで、今日は肩甲骨のお話しをします。

今日のターゲットはこれ。

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これは、人体の肩の部分を後ろから見たものです。といっても骨だけですが・・・。左右にある三角形の骨が、今日意識していただく肩甲骨です。

この肩甲骨は腕の動きと連動しますが、肩凝りの原因となる筋肉が肩甲骨を安定させたり、動かしたりするためにくっついています。

従って、肩甲骨を動かせば、凝っている筋肉が刺激を受け、血行が改善します。

さて、その動きですが、人体の骨の中では一番多くの筋肉がついていて、実は様々な動きができます。

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こんなにあります(笑)。

一つ一つどんな動きなのか少し解説します。
挙上は肩をすくめる動作です。アメリカ人がわからない、困った、驚き、あきらめの際に出すあのしぐさを思い出してください。肩をぎゅっと持ち上げて5秒程度止める事ができると良いでしょう。


次に下制です。通常より肩を落とし、肩は少し背中側に動かすようにすると良いでしょう。


次に外転です。背中を軽く丸め、肩を前に出します。前へならえの姿勢で、体を動かさず、手をさらに前に出せるようにします。

さらにその逆の内転です。肩を前に出すようにして、肩甲骨が離れていく感覚で行ってください。


次に上方回旋です。バンザイをして腕上にを挙げるようにします。この動きは特に日常生活で使う機会がありません。最低でも一日10回以上は行いたいものです。


最後に下方回旋です。これは背中に手を回すという方法でも行う事ができます。最近流行りの”肩甲帯はがし”もこの方法で行いますが、私自身、はがれたことはありませんので、そこまでする必要はないと思います。

人によってやるべき動作の優先順位は異なりますが、内転、外転、上方回旋を10回ずつくらい行いたいものです。
(内転外転はセットで行いましょう)

以前ご紹介した、姿勢の悪さも大きな影響がありますので、合わせてお考えください。

                               記事担当:部長さかもと