群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

BMIと病気

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肥満の判定基準に、BMIという考え方があります。
体重を身長(m)の二乗で割った数値ですが、
22が標準で、
18.5未満がやせ、
25以上が肥満とされてきました。
病気になるリスクも、

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BMI22前後が良好とされ、
太っていると病気になる可能性が高いので、痩せましょうという啓発がされてきました。
しかし、下の図を見ていただくと
また違った視点が見えてきます。

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BMIと死亡リスクとの関係では、
年齢が高くなると、死亡リスクの低い点が、だんだん右に移行していくことがわかってきました。

これは、20歳から40歳台までの生活習慣病を予防するにはBMI22前後を保ち、
50歳以降では少しずつ太っていくことが、長生きできる可能性が高いと言えます。

若い頃からBMI25以上の肥満に属している方は、ダイエットが必要ですが、
定年後にはむしろこの25に近い方が死亡率が低いと言えます。

HbA1cなどの管理がうまくいかず、脳卒中になられてしまう方がいらっしゃいます。
また、股関節や膝が悪く、運動ができなかった方もいらっしゃいます。

しかし、その後の健康寿命を如何にして延ばしていくか、生命の質を如何にして高めるのか、
当院のリハビリでご一緒に考えさせていただきたいと思います。